10,000時間の法則の嘘? これからの時間効率について考える その①

  
時間効率

木を植えるのに一番良いのは20年前、2番目は今

時間に関する好きな言葉で、何かに悩んで動けないとき

色々、考えて時間だけが過ぎていくとき、この言葉を思い出して、自分を鼓舞することがありました。

最近、感じるのは、、、、

木を植えるのは、ある意味、簡単ではある。

まずは、植えてみれば良いという話。

その中で、大切なのは

  • 何の木を植えるのか?
  • 何処に植えるのか?
  • 何時植えるのか?
  • 何本植えて、何本育てるか?
  • いらなくなった苗木は、何時、ひっこ抜くのか?

そんな事も、考えたりします。

とにかく植るのは、良いけれど、花粉症で、杉の木の使い道も無いのに、勢い余って、杉を沢山植えて、途方に暮れてしまう感じ。

早くやれば良いというわけでなく

かといって、選別や、計画に時間かければかけるほど良いという話でもなく。

時間についても色々な神話、観念が有る中、これからの時代の時間の使い方について、考えてみましょう。

10,000時間の法則

10,000時間の法則を、聞いたことが有る方が多いと思います。

何かのプロフェッショナルになるためには、平均、10,000時間の練習時間が必要になるというアレです。

この法則、結構、色々な、思い込みが含まれているので注意が必要かなと感じています。

注意1 何を10,000時間するか?

これ、ある意味当たり前なのですが

例えば、ピアノで一流を目指している人が、誰にも教わらず、チューリップの曲を練習したとして。

チューリップを弾かせたら、もしかしたら、一流かもしれませんが、ピアノのソリストとして、優秀かというと???

という事になります。

サラリーマンでも一緒だと思います。

電話番を10,000時間する。これは、定時勤務の5年分に相当するらしいですが、5年間、電話だけに出続ける。

電話応対とか、その会社の顧客リストとか、電話がかかってくるパターンなどなど、電話に関わる、業務は一流になるかもしれませんが、その他のスキルは身に付きません。

時間の使い方としては

  1. 「新しい経験を積み重ねている時間」
  2. 「鍛錬して研ぎ澄ましている時間」
  3. 「究めて、習慣化している時間」

こんな時間に別れるのではないかと感じています。

このセット、サイクルでスキルを高めて、出来るスキルを増やしていく事が、人として、業種のスペシャリストとして、貢献できる能力を育む。

10,000時間の法則で言われる、プロフェッショナルを育てるという事になるのだと思います。

注意2 プロフェッショナルな世界なのか?

ここが、大きなポイントで、10,000時間の法則は、あくまで、競争の激しい、プロの世界で、確認されたデータであって、全ての世界に当てはまるものではないのです。

なので、ちょっとしたことを究める、そこそこのレベルに達したいときは、10,000時間という、時間は、必要ないのです。

前述の1~3のサイクルの一つは、そんなに時間をかけずに、マスターする事も、可能なのです。

プロフェッショナルを目指さないとき

では、前述の、チューリップを究める、電話番を究めるみたいな世界。(これも、案件によって、差はあると思いますが)そんな、ちょっとした世界のスキルを身に着ける時間は、何時間か?

その答えが、この動画の中で語られています。

要約しますと、大概の事は、3つのコツを抑えれば、20時間で、人前で披露したり、そこそこ認められるレベルには、上達するという話です。

そのコツと言うのが以下の3点

1.習得するスキルを細かく分けて練習する。

これは、以前、友人の、TOEIC満点コーチの 松本秀幸さんに英語を学習するコツとして、同じことを教わったのですが、英語を学ぶときには、学ぶべき項目をしっかり分ける。

英単語、文法、会話、リスニング、スピーキング

それぞれの分野を、バランスよく鍛える。

これによって、英会話に必要なスキルが身についていく。

そうなんですよね、英文法だけしっかり覚えても会話はできない。話すためには、英語を聞く力、それに応える会話力。会話するときの、語嚢、文法といったように、バランスよく、鍛える必要があります。

なので、それを究めるために、必要な、項目を細分化して、練習することが必要なのです。

2.間違いを自己修正できるレベルに到達する。

「これは間違いなんだ」と、自分で感じられるレベル。もしくは、間違いを、しっかり指摘してくれる、先生や、サポートを取り入れるのも、重要だと思います。

英会話ですと、最近は、スカイプ英会話がだいぶ、主流になっていて、お手頃な価格で、ネイティヴの方々と、会話が出来る機会が増えてきてます。

特に、発音などは、自分で、母音、子音の発音の違いを区別できるレベルになるのと同時に、それが正しい発音かどうか?ネイティヴに聞いてみる。

これが、出来ると、練習が、間違い続ける練習から、技術を磨く練習に変わっていきます。

3.練習の妨げになるものを排除する。

これは、ある意味基本ですね、練習に集中するのを阻害するものを遠ざける、出来る限り、練習の時間に集中する試みです。

上記を踏まえて、最低、20時間の練習時間を確保すれば、大抵の事は身に着ける事が出来る。

私は、将棋が趣味なのですが、将棋は、序盤、中盤、終盤の3つのステージのスキルを高めて実践を積めば(指導してくれる、対戦相手が居れば、なお良し)20時間も続ければ、3~5級くらにはなれるのでは?と思います。

結局のところ

社会人、サラリーマンという、括りを越えて、人生そのもので考えた場合も、一つ、大きなところとして、まずは、好きな木を植えてみる、どんな木が育つと嬉しいか感じてみる。

これが、大事だなと感じています。

サッカーの本田圭介や、野球のイチローは、若い時に、どんな木を育てたいかビジョンが出来ていて、必要な技術を、コツコツ、コツコツ、磨いて来て、いまの彼らが有るのだなと。

このように、ある程度のビジョンを持っている人は強いです。

何を、練習すれば良いか?明確にしやすいから。

社会人になって、目標が未だ見つからない人、何をして良いかわからない人も、まずは、目の前の事を、一つ、ある程度、究めて見ると良いのだと思います。

これは、ある意味、なんでも良いのです。

本当に好きになるかは、やってみないと解らない世界もあります。

もし、幸運にも、やりたい事、情熱を傾ける事が、見えてきている方は、是非、今の日常の中で、自分の道に、関連する事に、時間を意識的に、投資することを、お勧めします。

20時間の投資であれば、一日45分確保すれば、1か月で確保できる。

仕事中でも、会社の行きかえりでも、意識すれば、確保できる時間だと思います。

これは、裏を返すと、何か、新しい事をやるときに、最低、これだけの時間が必要という考えにも、繋がります。

なので、初めてで上手く行かない場合、それで自分を責めたり、直ぐに、つまらない、やりがいが無いとあきらめるのでなく、物事を、知る、行うのには、十分な、学習時間が必要と考える事も出来ます。

なんとなく、好きな感じの、面白そうな木(自分に向いてそうな事)をみつける

まずは、植えてみて、ある程度育ててみて、そこから見極めてみる。

何か違うと思ったら、何が違ったか、振り返りつつ、次の木を植えてみる。

最初の、時間の使い方としては、こんなサイクルを、意識すると良いのではないでしょうか?

在りたい自分の姿、こんな事を、感じつつ、時間を楽しく、使ってみてください。

人気の記事

  1. 話のかみ合わない上司、部下とのコミュニケーションの取り方... 2,700ビュー
  2. 遅刻と残業の面白い相関性とその対策... 1,380ビュー
  3. 会社や上司の方針に疑問を感じた場合の対処法... 920ビュー
  4. コントロールや管理が厳しい上司、先輩との付き合い方... 765ビュー
  5. 報告や相談が苦手な人の為の、ホウレンソウのコツ... 747ビュー
  6. 職場の人間関係を改善する一番大切な考え方... 714ビュー
  7. 質問上手になるという事。質問力の磨き方。... 672ビュー
  8. 伸びる人材と、伸びない人材。これからの社会人の学び方について、考えてみ... 448ビュー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です