仕事のストレスを減らす。ルールや義務、情熱と意志のバランスの取り方。

  
放置

昨年の社会人に向けたアンケートで、日ごろストレスを感じてる方は、全体の7割以上という結果が有りました。

2018年 ビジネスパーソンが抱えるストレスに関する調査 | チューリッヒ生命

現代の日本はストレス社会と言われており、最近では「パワハラ」、「ブラック企業」、「働き方改革」といった言葉を日常でもよく耳にするようになりました。そこで、チューリッヒ生命は、全国1000人のビジネスパーソンを対象に、ストレスについての調査を実施しました。調査では現在ビジネスパーソンが抱えているストレスの有無のほか、ストレスの原因や発散方法、五月病に関するアンケートも実施。五月病の時期だからこ…

ストレスについては、昔、こんな記事を書かせて頂きました。

仕事のストレスを活力に、ストレスと上手く付き合う考え方

そう、ストレス自体は体に悪いモノでもなく。
「ストレスを悪いモノと捉えるその考え方が、病気の元」
そんな説があるのです。

仕事のストレスの原因

先のアンケートの結果として。

ストレスの原因のランキング上位をピックアップしますと。

上司との人間関係
同僚との人間関係
仕事の量

といったところが代表的な答です。

やりがいのある仕事の理由。

ちなみにですが「やりがいのある仕事」の理由、ランキング上位も

上司との人間関係
同僚との人間関係
仕事の量

だったら、どう感じますか?

感じる印象違いますよね?

ストレスの原因としてこの3つを感じると。

上司や同僚とコミュニケーションが上手く行かない。
お互い理解し合えなかったり、尊敬できなかったり。

仕事の量も、自分のキャパを超えて、終わらない。
楽しく興味がない仕事ばかりで責任は多い。

これを、逆に、やりがいの要因として見つめると

お互い支え合うような、応援し合う様な人間関係であったり

やりがいのある、興味の有る仕事が任されていて。
責任を持って成し遂げられる仕事に臨んでいる。

こんな感じをイメージしますよね。

「仕事のやりがいに関するアンケート」の結果は以下にありまして

9,000名に聞く「仕事のやりがいと楽しみ方」調査 男性より女性は「感謝」「仕事の成果」「尊敬できる人と働くこと」を重視。―『エン転職』ユーザーアンケート調査 結果発表― | エン・ジャパン(en-japan)

人材総合サービスを提供する、エン・ジャパン株式会社、ニュースリリースのページです。

実際、側面として、やりがいも、人間関係や、仕事がもたらしてくれるもので。

同じモノが、ストレスとやりがいをもたらすと言うのは、面白いですよね。

囚人の穴掘り、シジフォスの労働

昔読んだ本に書いてあったのですが。戦時中の囚人の労働で、一番厳しいと言われていたのは、監視官が囚人に穴を掘らせる命令をして。

掘り終わったら、穴を元に戻させ。

そして戻したら又掘らせるのを永遠と続けさせる事だったそうで。

ギリシャ神話では、シジフォスの労働と言って、岩を山頂に上げても、結局転げ落ちるの繰り返しで、意味が無い、徒労の例えとしても使われていて。

確かに、上司を絶対的な存在として捉えて。

その指示や、仕事の内容も絶対的なモノと捉えたときのストレスは、想像に容易いところですね。

ストレスマトリックス

ストレスマトリックスと言うのをイメージした場合

ストレスマトリックス

横軸に自分の内的要因として、外部の刺激を絶対的なモノと捉えるか、選択的なものとして捉えるか。そしてそれを拒絶するのか。

縦軸に義務として物事があるのか、ルールとしてあるのか、自由/無法の状態にあるのか。

ストレスマトリックス

傾向として指標、数値を振るとこんな感じで。

先ほどの囚人の穴掘り。

監視官の指示、命令が絶対と感じていて。それが義務として与えられている感じで。両方10/10の状態。

これはかなりストレスフルと感じるでしょう。

拒絶と絶対視するエネルギー

自分の内的な思い、態度が拒絶であれば、外的な要因が、自由や無法の方にエネルギーに働きかけが向きます。

反対に絶対視すると、義務として扱う、義務化されるエネルギーが生まれます。

義務と自由

同じように、外的要因、エネルギーも、自分の内的な態度に影響力があって。

義務という感覚は、絶対的に感じさせるエネルギー

自由や無法は、拒絶するエネルギーに向いていきます。

信号機があって、それが義務化されていれば、絶対守る傾向が強くなって。

信号機が無いと、交差点が自由、無法になっていると、順番を守ると言った自主ルールや選択すら超えて、我先にと言った、相手を、外部を拒絶する傾向が強くなっていきます。

激しい緊張状態と、無関心な状態

ストレス:Stress の日本語訳は、圧力とか、緊張という意味があって。

良く楽器に例えますが。

ギターの弦が張り詰めている状態。切れるギリギリまで貼ってある状態が一番の緊張状態、ストレスフルな状態と言えますね。

義務感を感じる場面で、絶対的な結果を求められるのは、かなりの緊張状態を生み出しますね。

拒絶に向かうエネルギーは、楽器を弾かない、楽器を拒否するエネルギーとも言えて。

そう、一度、緊張を生み出す場から離れるのは、ストレスから離れる一手段でもあります。

そして、義務が無い状態。自由な状態、無法状態は、ギターの弦が完全に緩みきっている状態でもあって。

人間関係を楽器に例えてみる。

外的要因を 上司として、上司との人間関係を見てみましょう。

緊張感の強い、義務感を連想させられる上司を、弦が張り詰めてる上司とすると。

その上司と関わるのは、確かに緊張するというか、その関わりは確かに、ストレスになりやすいですね。

かと言って、弦がゆるゆるの状態。

弾いても何も響かない、音が出ない上司も困りものと言うか。

そう、自分がこうあるべき。「絶対」感で近づいても音が出ない。
相手にしない、「拒絶」で近づいても音が出なくて。

この関係性が生まれない。関わり合いが無い状態もある種、ストレスを産み出し易くて。

絶対的な義務や、絶対的な自由、無法と言うのは、ある意味裏表というか、在る方向に偏りすぎている状態というのは、無法と言う義務を背負っている、もしくは、義務感でコントロールできる無法状態にあると言えるかもしれません。

心の状態というベクトル

ここにもう一軸。

心の状態というベクトルが有ります。

執着 希望/情熱 絶望 といったエネルギーで表せると思います。

囚人の穴掘りは、この軸にも影響をしていて。

苦しい穴掘りが終了して、仕事が終わる、解放されると思った瞬間、同じ作業を繰り返させられる。

最初は、希望もあるはずです。この穴さえ掘ればと。

そうすると、同じ作業を繰り返し指示させられ始めて。

希望や情熱が切れなければ、意志を保ちやすいのですが、それが繰り返されると、思いは絶望的になって行って。

それに反発する、意地になっているのが、執着とも言えて。

結局のところ、執着と絶望も、平常心で無い。期待しすぎる、期待しないという意味では、裏表と言えると思います。

会社や仕事のストレスを減らす方法

①外的な要因、会社や環境、上司、仕事と向き合う。

まず、会社や組織と言った、大きな枠を見てみましょう。

あなた自身が 今、その会社全体や、組織を感じたとき、向き合った時。

義務感が強い環境と感じているのか。

自由、無法感が強いと感じているか、向き合って見ましょう。

例えばですが、ラーメン屋さんをイメージして。

ラーメンを出すのが絶対的な義務として捉えているのか?
多少ゆるくて、餃子やチャーハンも出せるのか?
パスタとか出してもOKな感じなのか?

これは良い悪いなくて、会社や組織の色でもありますよね。

②自分の態度、思考と向き合う。

次に、自分の考え方や思考ですね。

先の環境に対して、どう捉えているか?捉える傾向があるか?

ラーメン屋でパスタを出す事を、会社の指示として、絶対的に受け入れるか。
断固拒否するかといった感じですね。

もしくは、ラーメンだけしか出さない事に従うか、拒否して、パスタを出したいと主張するか。

③思い、情熱と向き合う

続いて自分の思いですね。

ラーメン屋でラーメンしか出せないという状況は絶対的なモノだと言う世界を見ている時。

あなたのは何を感じるか、思うのか?

「意地でも上手いラーメンを出してやる!!!
  店長をアット言わせてやる!」的に執着的な思いになるのか?

「ラーメンしか出せない、出すしかないんだ」って絶望的な思いになるのか。

④それぞれを整えて行く。

向き合って、感じたら、それを整えて行きます。

例えば、「本当はパスタが好きで、パスタを出したいのに、うちのラーメン屋は、ラーメンしか出しては行けないんだ~」と絶望している人がいるとします。

けれど店の(会社の)方針は絶対だ!

ラーメンを出すのが、うちのラーメン屋(会社)の義務だ!

って状態で、どこから整えるかと言うお話です。

なんか、違和感ありますよね^^;

A 環境を整える

ある意味パスタの情熱がある、思いがあるという意味では、はっきりしているのかのしれません。

ただ、この場合、おかしいのは、パスタが好きと気が付いていて、何故、ラーメン屋にいるのか?という話です。

B 思考を整える。

思考的には、会社や部署に執着していると、考えが固執してしまう。絶対的に感じてしまいますが。

転職の可能性、部署や配置換えの可能性、期間限定など、目の前の状態が絶対的なモノでないと感じられると、自分で選択できる強さを思い出すと、自由になれます。

C 情熱と希望を整える

パスタを本当に極めたいのか、パスタを出せるようになった時のイメージですね。

ワクワクするのか? 親の期待に応えて、パスタ職人になる宿命にあるのか? そもそも飲食業界に席を置いている事に絶望していないか?

そんな思いを感じて行くと、環境と冷静に向き合えるようになります。

全体的に、このサイクルですね。

参考として

仕事と、お金とか、生活のストレスがリンクしてりるケースは多いと思います。

仕事をしないと、生活費を稼げないと絶望している感じですね。

絶望を軸にしていくと、何が起こるか見て行きましょう。

①仕事を辞めると、生活費が入らず、将来が不安になる。

良くある悩みですね。

この思いから 「仕事は続けなければならない。絶対に」と言う思いに振れて行きます。

②目の前に苦手なしごと、嫌な仕事が提示されたときの反応

思考と思いがそちらに触れてる時に。目の前に、嫌な仕事が提示されます。

「お前は、ラーメンにメンマだけを一日のせ続けるのが仕事だ!」

と言われたとき、恐れや、仕事の絶対感を感じている状況にあると、それが義務なんだ!という風に、目の前の仕事を捉える様になります。

③疑問を持たず、目の前の仕事に執着している時の反応。

とりあえず、メンマを載せ続ければ、生活は安定する。お金は稼げると感じます。

その内、状況は良くなる。別の機会、可能性、チャンスがやってくる。

そんな希望を基に、今の仕事をとりあえず頑張ろう、一生懸命やろうと感じます。

④ 思いと、思考、環境が強化されていく。

これは、ある種、ブラック企業と感じてる環境から抜け出せない状態と一緒です。

今の環境で頑張らないと、未来は無い。絶望が実現化すると感じて、目の前の環境に対して、絶対そうしなければと感じて、他の選択肢は模索せず、義務と感じながら、目の前の仕事と向き合う日々が続いてきます。

そんなある日、言われます。

「お前はメンマを載せる才能が無い!」とか

「別の店舗でメンマをのせてこい」

「メンマは出来て当たり前、メンマとナルトをのせるのがお前の仕事だ!」

と言った感じで、どんどん、どんどん、自分の本当の思い。やりたい仕事、やってみたい事、他の可能性が見えなくなっていって、ストレスフルな、絶望的な世界だけが拡がって行きます。

自分から変えられる、動ける事を忘れない。

ストレス的な考え方であったり、環境であったり、そして思いも全て。

絶対的なモノではありません。

先の「仕事をしないと、生活費を稼げないと絶望している」という状況。

勘違いは、「目の前の仕事をしなければ、生活費を稼がない」と言った部分です。

それは本当にそうですか?絶対ですか?と言う事で。

前提論を「目の前の仕事をしなければ、生活費を稼げない」と言う内容から

「自分の好きな、得意な、情熱を傾けられる仕事で、生活費を稼ぎたい」

こんな風にシフトすることも出来ます。

これだけでも、せねば、やらねばと言った、ストレスや外圧、プレッシャーから解放されていきます。

もしかすると、それを感じたときに、シフトしようとしたときに。

「自分にはそんな事は出来ない。許されていない。才能や能力が無い」と言った、絶望的な思いが湧いてくるかもしれません。

ただ、これも同じサイクル、メカニズムで。それが本当ですかという話で。

絶望的な思いが出てきやすい人は、絶望的な状態に自分の思いを置く癖がついているのです。

その癖がある。思いの状態であると、そんな環境を見つけたり、それが絶対と感じる癖も育って行って、強化されていきます。

もしそこから抜けたいのであれば、ストレスを減らす、軽減させたいのであれば、どこかを整えて行く必要があります。

センター、真ん中、自分の望む場所を意識する。意図する。

纏めますと。

極に振れる、極端に振れている時。

それはストレスを受けている、ストレスフルな状況である、可能性があります。

その時は、先に示した手順で、現状を客観視していきましょう。

客観視出来たらしめたもので。

そこから今度は、進みたい方向、意図したい方向、意志したい方向を定めましょう。

まず、これを感じる事、意識するだけで、大きな一歩です。

緩めて行く、赦ししていく、動ける幅を広げて、選択出来る自由さを拡げて行く感じですね。

そう、絶対的に捉えて動く事も、拒絶する事も、本来自由で。

全て全部、自分で選択して良い世界で。

あとは、自分がどの様に感じるか?

それは本当、人それぞれで。

美味しいいラーメンにこだわるのも。

パスタにこだわるのも。

生活を豊かにするのも、全て自分の選択、自由な世界で。

どんな思いでそれを行うのか?

絶望からか、希望からか、情熱からか

そこに何を見出すか、感じるかも、本当、人それぞれで。

ストレスは本当、悪いモノではないと、私も感じます。

そう、ストレスは、自分の思いや、現状を気付かせてくれるシグナルでもあって。

ストレスに対して、どんな思いを感じるのか?

絶望を見るのか希望をみるのか。

そんな意志力を、自分で感じてみてください。

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