仕事のストレスを活力に、ストレスと上手く付き合う考え方

  
仕事のストレス

ストレス(Stress)

1 《生体にひずみの生じた状態の意》寒冷・外傷・精神的ショックなどによって起こる精神的緊張や生体内の非特異的な防衛反応。また、その要因となる刺激や状況。

ストレスせつ(ストレス説)

《stress theory》カナダの生理・病理学者セリエが体系づけた学説。ストレッサーとよぶ生体に有害な影響を及ぼす要因にさらされたとき、副腎皮質ホルモンの分泌が増加し(警告反応)、次いで全身の防衛反応が起こり抵抗力の増大した状態が維持され(抵抗期)、しかし後にはこの状態が失われ(疲憊(ひはい)期)、病気になるという説。ストレス学説。

(以上 デジタル大辞泉より、引用。)

ストレスに対する、一般的な知見や、ストレス=悪いモノと感じている原因は、こんなところから、来ているのではないでしょうか?

ストレスは友達

私の好きな、TEDの動画の一つですが、一方では、こんな考え方もあります。

要約すると、ストレスが原因で亡くなる方がいるというよりは、ストレスが体に悪いと思い込んでいたため、亡くなった方が多い。(そして、それは、なんと、HIV/AIDSや、殺人の死亡率より高い。)

ストレスを受けたと感じても、ストレスに害はないと信じている人の生存率は、ストレスを受けたと感じていない人のそれよりも、高かった。

そして、ストレスを受けて、心拍数が上がる事は、次への行動の準備をしている、対策を取っている、前向きな捉え方もできるし、人とのつながりを思い出す、ホルモンの分泌も促している。

そう、こんな感じで、ストレスは、決して悪いものではないという見方もできますし、それが、実際、死亡率という形ではありますが、データにも表れています。

自分責めと言う罠

以前

新しい会社や職場の不安と向き合う3つのコツ

ここでも語っていますが、不安であったり、ストレスを感じたときに出てくる感情等、ネガティヴな感覚、それらは、別に、悪いモノではないんですよね。

何か、いつもと違う事が起こっている。

それを感じて、身体が反応している。

ただ、それだけ。

それに対して自分たちが、「不安を感じてはいけない」「ストレスは体に悪いものだから、感じないようにしなければ」

こんな思いから、不安を感じている自分や、ストレスを感じている自分に対して、更に、不安やストレスを抱えていく。

その連鎖によって、緊張状態が続いたり、自分を肯定できず、自分を否定し続ける連鎖に嵌っていく。

これが、ストレスの悪循環の原因かなと感じています。

捉え方を変える

世の中のストレスであったり、不安や恐れであったり、人間関係なんかもそうですが、何かの出来事や、状況と向き合った時に、過剰な反応であったり、感情が大きく動くときは、何らかの勘違いが、そこに潜んでいます。

これもここ新しい会社や職場の不安と向き合う3つのコツ

で語っていますが、昔、吼えられた犬を思いだして、犬は怖いモノと決めつけてしまう感覚。

昔、誰かから、教わった、ストレスは悪いモノ、〇〇は、いけないもの、××は怖いモノ。

こんな思い込みを持っていると、それが、恐れや、不安を呼び覚まし、ストレスの原因となっていくのだと思います。(そして、更に、不安と恐れを感じるのは、悪い事、いけない事、みたいな、思い込みが追い打ちをかけます。)

捉え方を変える訓練

ここからは、訓練ですね

実際、私たちは、いろんな訓練を受けてきました。

犬が見えたら、真っ先に逃げろ!

犬が見えたら、戦え!

こんな訓練です。

訓練されているので、どうしても、反応してしまうんですね

そして、ストレス反応のおかげで、心拍数が上がるので

逃げるのにも、戦うのにも、最適の準備は出来ている。

ここからは、新しい訓練になりますが、反応してから一呼吸置く訓練。

まずは、あ、驚いてるなとか、不安になってるな、恐れてるな、ストレスを感じているんだなって感覚で、自分が、味わっている、感覚を、ただ、ただ、味わってみる。感じてみる。

今までは、感情や思いと、行動が1セットになっていた感覚を切り離す感覚ですね。

感じる→ 味わう → さてどうするか、落ち着いて考える、感じる。

→何をするか、選択する。

ポジティヴシンキングとは、ちょっと違います。

ポジティヴシンキングの場合は

感じる→ こんな考えじゃだめだ、前向きに考えなきゃ→ 前向きなアイデアを生みだす → その考え方で、自分を納得させる

こんな感じでしょうか? 要は、感じる→反応する のプロセスにおける、反応の仕方が変わっただけで、根本的な解決にならない。

仕事の場面何かに当てはめると、どんなイメージになるかと言うと

私も、昔、恐れや、不安、ストレスとの向き合い方が、あまり上手でなく、トラブルや、状況の変化があると、良く取り乱していました。

お客様からの急な納期の変更があると

どうしても、その納期を満足させたくなる衝動に駆られることが有りました。

その納期を満足することで、お客さんとの関係を強化できると思い込んでいたり、満足できないと、お客様に、信用されなくなる。自分や、自分の会社の価値を否定される。

そんな恐れからくる、反応だったと思います。

若い時は、そんな思いが、特に顕著で、相手の要求を額面通り受け取って、必死で対応しなければと思い、現場も、自分も、くたくたになるというケースが多かったです。

それが、経験を積むにつれ、冷静になれるようになっていく。

納期変更であわてて、反応するのでなく、まず、納期変更を受けたときの、感情を素直に、受け取る。

そうすると、何故、そんな感情を感じるか、冷静に、感じられるようになる。

それが、お客さんに認められたい思いであれば、その思いとも向き合ってみる。

お客さんが、本当に求めているモノ、必要としているもの、価値を感じているモノは何か?冷静に感じられるようになる。

そうなると、色々、大切なものが見えてくるんですよね。

あ~納期だけが、提供できる価値ではなく、そういった依頼を受けたとき、出来る範囲で、まずは、確認、調整して伝える、誠実さであったり、自分や、社内の仲間を信頼して対応する、余裕と責任感であったり、そういったモノも、大切な価値であり、それを含めて、お客さんと、価値観の摺合せが出来る可能性が有る事に。

それを示せると、お客さんも、新たな、視点や、考え方に触れる事が出来て、パターンが変わっていく。

これは、少しずつ、訓練、実践していく事で、体感的に、感じられる世界ではありますが、ポイントは、パターン/反応を変えていく事と、まずは、感じる事含めて、受け止めて一呼吸置くという事。

これが、ストレスにしろ、不安にしろ、それらの感情と、上手く付き合う、活用するコツだなと感じています。

まずは、自分責めをやめて、感じる自分を素直に受け止める事。

ストレスや、不安を悪者にしないこと。

これがスタートではないでしょうか?

ストレスと上手く付き合って、自分らしく、楽しく仕事をしましょう!

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