これからの社会人のキャリアについて考えてみる。

  

将棋の中学生プロ 藤井聡太4段が話題です。

私の趣味の一つは、将棋なので、将棋が話題になるのは

嬉しい事でもあります^^

藤井プロは、詰将棋を解くことも、つくる事も趣味だそうで。

ある意味、好きな事、楽しい事が仕事になっている、一例かもしれませんね^^

将棋と仕事の共通点

将棋が上達するのと、仕事ができる様になってくのってすごく似てるな~って思うんですよね。

① まず、ゲームの基本、ルールを覚える

② 実際の流れを経験する

③ セオリーともいえる、定石や、戦法を覚えていく。

④ 使える戦法を研ぎ澄まして行ったり、増やして行ったりする。

これを、例えば、ピザ屋のアルバイトと置き換えると

① 仕事のルールを覚える(就業規則や、ピザの値段、配達地域など)

② 仕事をこなして、なんとなくの仕事の流れを覚える。

③ よく行く地域の近道や、早く目的地に着くための運転のコツ

同時に沢山配達するコツなどを覚えていく

④ 配達だけでなく、ピザづくりや、材料の仕入れなど、関連業務を

覚えていく。

こんな感覚でしょうか???

こんな感じで、何かを習得して行くコツは、実は、似ていて

そのコツがわかっていると、大概の事は、時間をかければ習得することが出来ると思います。

昔と、今の、キャリアの積み上げ方の違い

将棋の世界の上達法の変化と、社会人のキャリアの積み上げ方の変化も似ているな~と感じています。

将棋は、昔は、ある種閉鎖的というか、個人でそれぞれ研究していたものが

同門や、仲間たちで、集まって研究するようになり。

羽生さんくらいの世代が台頭しだした時代に、過去の定石や、戦法が徹底的に研究されるようになって。定石が更に整理されて行き。序盤のセオリーが確立され。

コンピューターでの対戦が可能となり、棋譜(色々な方々の対戦情報)が容易に得られるようになり。

今では、AIの戦法などを参考にしながら、一人で沢山の研究が、容易に、短時間にできる様になってきています。

私達、社会人の置かれてる、背景もこんな感じで。

先輩や、上司、同僚の技を切磋琢磨しながら、学んだり、身に着けていた時代から、ビジネス書や、MBA的な手法、セオリーが整理され

そして、だんだんと、ネットを使ったコミュニケーションや情報検索で、様々な情報を、研究、調査できる様になってきてますよね。

昔の学び方とキャリア、今の学び方とキャリアについて考える

これ、ある種、大きな目線で言うと、仕事だけでなくて、人類の進化、進歩ともリンクしてる感じだと思うんですね。

一つの家庭で守られていた、ルールや、技術が集落で共有され

集落で共有されていたルールや、技術は、村で共有され

その村で共有されていた、ルールや、技術が、地域、国で共有され

世界へ拡がって行く感覚。

これが、昔は、情報伝達の物理的な限界によって、スピードもゆったりでしたが、その物理的限界を超えていくたびに、スピードも上がっていく。

ただ、物理的限界が上がって行っても、変わらない、普遍の法則が存在していて。

これ、今日のお話しの一つの大きなポイントでもあるのですが

良いものは共有され拡がって行く

これが、人類の生活であったり、社会の一つの普遍的法則であり。

この感覚を踏まえておくと、キャリア形成のポイントを押さえやすくなります。

拡がるエネルギーと固めるエネルギー

ある意味、キャリアというか

社会活動の二つのエネルギーとも言えるのですが

世の中には

拡がるエネルギー

固めるエネルギー

があります。

これ、冒頭の藤井四段の活躍、人気の秘密でもあるのですが

彼は、将棋が好きです。

加えて、難しい詰将棋を解くのも、つくるのも好きです。

(詰将棋回答選手権の3連覇の記録あり。)

彼は、そんな感じで、将棋と言う世界の新しい可能性を拡げている棋士です。

感覚でいうと、新しいエネルギーを次々と生み出している、感じですね。

こんな感じで、業界に新しいエネルギーを生み出している人は、強いというか、目立つというか、エネルギーを分け合う余裕があるというか、目立っていくのですね。

人気が出ていく。

拡げるエネルギー

これ、スポーツでも当てはまります。

サッカー選手をイメージすると、ファンタジスタと呼ばれるような選手は、創造力があるというか、新しい、様々なテクニックや、プレーで、観客を魅了し、チームを鼓舞していきます。

拡げるエネルギーの仕事、役割、キャリアのイメージ

新規開発の仕事や、宣伝、広告の仕事、開拓営業や、コネクション、繋げていく仕事など、そういった

あなたを介する事で、なにかが、拡がって行く、拡大していく仕事が

拡がるエネルギーの感覚です。

固めるエネルギー

固めるエネルギーのイメージは、先の将棋の話で言うと、拡げるエネルギーで生まれた、モノを、整理整頓していったり、体系化して分かりやすくしたり、データベースを作って、共有化を容易にするようなイメージですかね?

スポーツで言うと、生まれた新しい、技術や、戦術を分かりやすく解説整理したり。

スタジアムを整備したり、観客が、容易に観戦できるルールを作ったりといった

産まれたもの、拡がったものを、固定化していく、使いやすくしていく、定着させていく、そんな感覚でしょうか?

固めるエネルギーの仕事、役割、キャリアのイメージ

新規開拓で出来上がった営業ルートを固めていく、定期訪問して、その顧客との取引を確固たるものに、して行く、ルート営業。

あたらしくできた製品ラインを作って行く、安定生産に持って行く、製造現場や、品質保証現場。

売上を回収する、経理部門や、会社の運営や、ある目的を持った組織の運営を容易にする、総務部門等々。

なにか、新しく、拡がった、生まれた、組織などを、確固たるものにしていく。

あなたを介することで、何かが、固定化されていく、安定化していく仕事が固めるエネルギーの感覚です。

これからのキャリアを考える時。

①自分の得意な、感覚を意識する

この拡げるエネルギーと、固めるエネルギーというものも、ある種不変と言うか、業界や、市場が変わっても、変わらない法則の様なモノです。

なので、自身のキャリアを考える時、オススメなのは

自分はどっちが得意なのか? これを意識すると良いかと思います。

もちろん、基本、人は、両方の感覚を持っています。

それは、右手と、左手の様な感覚で、両方あるのですが、手に利き腕があるように、そういった、感覚にも、得意な感覚というものが、存在しています。

この利き感覚というか、得意な感覚、好きな感覚と言うのは、結構、知らず知らず、積み重ねられています。子供のころから。

既につみあがってる感覚ですね。

もちろん、苦手な感覚を、磨いていっても良いのですが

そこには、同じように、自分が苦手な感覚を、既に、磨いて来てくれている人が居て。

殆んどのケースにおいては、それは、そういった、既に、磨かれている、得意な方々にお任せして、自分が、得意なモノで貢献してしまったほうが早いです。

② 良いモノ、発展するもの、分かち合いを意識する

これ、先に述べた「良いモノは共有され拡がって行く」の感覚です。

この感覚を身に着けていくこと、練習していく事がこれからのキャリアで、とても、大切な事だと感じています。

これは、感覚的なもので、説明が難しい部分でもあり。

また、何を持って、何を基準として、良い、悪いとするのか?

という部分もあるので、何とも言えませんが。

少し、拡大的な、説明をさせて頂くと

良いモノ = より多くの人が必要としてるモノ。

= それによって、より多くの人の気持ちが、安心、安全、平和に感じられるもの。

喜びを感じるものとでも言いましょうか?

これ、正直、状況や、そこに属している人々などによって、正解は委ねられるので、これといった正解を示すのは難しくもあるのですが。

幾つか、例を挙げると、まず、「会社のフレックスタイム」なんか良い例かもしれません。

混雑する、通勤時間をさけて、ストレスなく働くために、フレックスタイムを導入しよう!

これは、どちらかというと、拡げるエネルギーに属する、新しい提案ですね。

これは、断言はできませんが、基本「みんなの利益になるアイデアの分かち合い」という意味で、分かちあう感覚、良いモノとして、拡がり易い感覚ですね。

このアイデアを、しっかりと、システム化、ルール化して運用しやすくするのが、固めるエネルギーでもあります。

反対側の例?としては、「定時の30分前には、自主的に出社して、就業の準備を必ず済ませておこう!(ただし、その分の賃金は支払わない)」

というルールを提案したとします。

これも、背景と状況によるので、一概に、判断、断言はできませんが、基本的に、こういった提案は、受け入れられませんよね。

一部の管理職や、経営者は、受け入れるかもしれませんが、こういった、沢山の人に支持されないというか、喜びや、幸せをもたらされないようなアイデアは、基本、拡がり辛いですし、そういったアイデアを固定化していくと、組織や、グループのエネルギーが下がって、人気が出なくなって、更に、結果が出ない、悪循環にはまるケースがあります。

シンプルですが、発展する会社、衰退する会社の法則も、実は、ここに集約されていて。

自社の利益=社会の利益 の会社は、発展しますし

自社の利益=社会の不利益 の会社、事業は、必ず、衰退していきます。

キャリアを磨く動機を大切にする。

ポイントは、動機なのだと思います。

なんのために、キャリアを積み上げるか、磨いていくか。

藤井四段は、将棋は芸術だと、語っています。

もしかしたら、その芸術の世界の発展に、一役買いたいという思いがあるのかも知れませんね。

英語を学ぶと言う事

英語を学ぶと言う事を一つとった場合に

例えば、動機を「自分のキャリアの為」「将来困らないため」「より給料の良い、会社に転職するため」とした場合。

別にこれが、良い悪いという話ではないのですが

動機ですね。

動機を例えば 「英語と言う新しい言語を学ぶことで、新製品を世界に広めるチャンスを自分で広げていきたい!」とか「将来的に、日本と、海外の文化交流に一役買いたい」とか「会社の業績発展の為に、自分の英語力を活かしたい」とか

こういった動機をもっている場合、応援される可能性が違ってきます。

イメージですが、前者の感覚のときと、後者の感覚の時の、応援される力みたいなものを、想像してみてください。

これも、一概に言えませんが

前者の方が、今日は、英会話スクールがあるので、先に帰ります!

って言った場合と、後者の方が、言った場合、印象も異なりますよね^^;

(別に、前者、後者、気にせず、好きな事して大丈夫ですが^^;)

ただ、なんとなく、前者の方が、気持ち良いというか、後ろめたくないというか、スッキリした、感じがしますよね^^;

そう、キャリアを重ねるうえで、この、スッキリした感覚、気持ち良い、感覚を、身に着けていく、積み重ねていくのも、大切だと感じています。

これからのキャリアを重ねるコツ、纏め

1. みんなに喜ばれる、必要とされる、事を見極めて、感じて、それに貢献する

という、感覚を、研ぎ澄ましていく。

2. 拡げる感覚、固める感覚、自分の得意な感覚を、優先して、使っていく。

こんな感覚ですかね。

これからの時代、更に変化、多様性の世の中になって行くと、実感しています。

なので、それに対応する、基礎体力ではないですが、自分の中の、感性や、感覚を研ぎ澄ましていくと言う事が、とても大切な事に、なって行くと思いますし、それを育むことで、どんな、状況にでも、対応できる、人材に、育っていくと感じています。

自分が、何者か知って行く事、そして、その自分で歩んで行く事

それが、一番のキャリア形成かなと、感じています^^

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