駄目だしばかりする上司の心理と付き合い方

  
駄目出し

ダメだしばかりする人々

ダメだしする人は、日本、海外問わず、どこの会社に行っても、どんな現場に行っても、普通に存在していて。

みなさんも、駄目だしが多い人を、イメージした場合、思い浮かぶ人が、何人かいるのではないでしょうか?

特に上司の方ですよね、ダメ出しが多いのって。

ダメだしが多い部下を思い浮かべて下さいと言われても、こっちはあまりピンときませんよね^^;

個人的には、駄目だししてくる部下なんかは、自分の意見を持っていて面白いな~と感じるのですが

結構、年下の方とか、部下が、意見を言う事自体がタブーであったり、それをすることが「駄目」と感じる様な雰囲気もあって。なので、部下が意見を言う事は、生意気であったり、失礼と言われてしまったり。

そんな風潮もあって、意見を言ってくる部下、駄目だしする部下が少ないという背景もありそうですが。

何故上司のだめ出しは、「生意気」や「失礼」と言われないのですかね???

今回は、そんな「だめ出し」という現象と、それを頻繁にしてくる上司にフォーカスしつつ、その辺りの心理、対策を考えて行きたいと思います。

生意気な上司と駄目だしの種類

生意気

生意気という言葉は

一人前あるいはその地位でもないのに、偉そうなあるいはさし出がましい態度やふるまいをして、小憎らしいこと。

とグーグル先生で検索すると真っ先に出てきますが。

まあ、有る意味上司という立場、役職に就く方々は、会社という組織においては、それなりの結果を出して、認められたうえで就くモノなので

『一人前あるいはその地位でもない』という事は、なかなかないので。

そういった意味では、生意気には、当てはまりませんが

『偉そうな』、あるいは『さし出がましい』態度やふるまいをしている上司は居ますよね。

ただ、この部分も、「上司は偉い」とか「色々口を出す、指導、管理するのが上司の仕事」的なカルチャーや、思い込みがあって。

社長を経験した私の感覚としては、社長だろうが、上司だろうが、別に偉くもなんともないというのが、持論ではありますが。

指導、管理については、ルールや約束事ですね。

それが存在していた場合、それを全体の決め事としていたら、しっかり指導、管理する事は必要な部分でもあって。

ただ、仕事の中には、そういった、ルールや約束事を超えて、新たに何かを生み出す仕事もあって。

そういったケースにおいては、指導や管理に執着していると、それは成長や発展の妨げになってしまうこともあり。

と、こんな事を、入社一年目の新人の自分が言っていたら、「生意気」と言われてしまいそうですが、社会人を経験して、社長も経験してる人間が言うと、不思議と「なるほど」と言われるケースがあって

これが、世の中の不思議さであり、面白さでもあるのですが。

モラル的なだめ出しと、ルール的なだめ出し

良い悪い

何故こんな話をさせて頂いたかと言うと、駄目だしの種類、感覚の違いをお伝えしたかったからなのですが。

世の中のだめ出しには、大きく分けると

①「モラル的なだめ出し」

②「ルール的なだめ出し」

の2種類があると感じてまして。

生意気って感覚は、正に、①の感じですよね。

①「モラル的なだめ出し」は、他にも、物事の価値観であったり、考え方であったり、これは言いかえると、その相手の主観に委ねられるだめ出しとも言えますね。

②「ルール的なだめ出し」ってのは、会社や、課や、チームで決めたルールを守れない事であったり、更に言うと、不正であったり、横領であったり、セクハラとか、会社という枠を超えて、法律的な部分なんかも絡んでのダメ出しですね。

ここ、偶に、社長だから横領して良いとか、上司だからセクハラしても良いとか

なかなかの勘違いで、主観的なモラルがルールを超えてくるという世界もあったりしますが^^;

ともあれ、ここからの「だめ出し」と言う言葉については、①「モラル的なだめ出し」なのか、②「ルール的なだめ出し」なのかという部分も、言及、意識しながらお伝えさせていただきます。

ダメだしが多い上司

NG

ダメだしが多い上司と言うのも、じっくり観察していくと、ちゃんと?傾向があるというか

モラル的な指摘、だめ出しが多い上司と

ルール的な指摘、だめ出しが多い上司も居て

更に言うと、両方多いという、ハイブリッド?なタイプの上司も居ますが。

恐らく、この記事に辿り着いた方々、興味を持たれた方々は

「上司のだめ出しが多すぎて、やってらんねーぜ、チクショー!!!」

的な^^;

そんな思いをお持ちの方が多いというか、そんな方々をイメージして、記事を書いておりますが^^;

みなさんの、その、「やってられない上司」はどんなタイプの方ですかね?

駄目出し上司のタイプ

駄目出し上司を観察しつつ、タイプを分けると、ざっくりこんな感じですね。

駄目出し上司A

モラル的なだめ出しも、ルール的な駄目出しも、両方多い、口うるさいタイプ。

駄目出し上司B

両方あるけれど、よくよく見て行くと、モラル的な駄目出しが多いタイプ

駄目出し上司C

俯瞰してみると、どちらかと言うと、ルール的な駄目出しがメインのタイプ

自分が良くされる駄目出しも分析してみる。

落ち込む

ちなみに、部下の立場というか、皆さんがそうかもしれませんし、皆さんの周りにいるかもしれませんが。

やたらと、駄目出しされる部下とか、人っていませんか?

そして、何故かあまり駄目出しされない方も居ますよね?

この辺の違いを意識したことありますか?

これ、良い機会?なので、みなさん、是非感じてみると良いかと思いますが、みなさん御自身は、全体的に俯瞰すると、駄目出しされやすいタイプですか、それとも、されにくいタイプですか?

そして、駄目出しされる場合、ルール的な駄目出しと、モラル的な駄目出し、どっちが多いと感じますか?

自分のタイプと、駄目出し上司との相性

ちょうど、こんな記事も書かせていただいて。

上司のガチャで外れを引いてしまったと感じている方への、挽回方法と当たりの引き方。

駄目出しが激しい上司は、ある意味、上司ガチャで外れを引いた感覚もありますよね。

そしてこの記事でも語らせていただきましたが

自分の特徴や、才能に見合った上司に配属されていくという傾向がありまして。

これ、少し、怖い話に聞こえるかもしれませんが

駄目出し上司と、駄目出しされる部下も、実は、引き寄せあっている

そう、モラルもルールも関係なく駄目出ししてくる上司の元には、モラルもルールも関係なく駄目出しされやすい部下が、導かれる傾向がありまして。

そう、実は、自分はやけに駄目出しされるな~って方。

なんでこの上司、こんなに駄目出ししてくるんだろうって時。

実は、あなたがその駄目出しを引き出している、引き寄せている事も、多分にありまして。

駄目出しと罪悪感の関係

祈り

先の、モラル的な駄目出しと、ルール的な駄目出し

ここ、境界が、曖昧ではあるのですが、感覚的に、何が違うか、なんの違いをお伝えしたかったかと言うと

ポイントは「罪悪感」の有る無しでして。

罪悪感、罪の意識を認識して、指摘している、駄目出ししているか。

罪悪感や、罪の意識を超えたところで、単純なルール的な部分で、駄目出しをしてきているか。

そんな違いでもあって。

なので、先の「駄目出し上司A」のタイプはどんな方が多いか?どんな心理かというと

罪悪感がとても強い方、罪悪感の意識を多く持っている方とも言えて。

そして同じく、そんな人に引き寄せられる、良く駄目出しされる人も、罪悪感の意識を持ちやすい、感じやすい人でもあって。

この辺のメカニズムを少し説明しますね。

罪悪感が強い人の特徴

罪悪感が強い人と言うのは、世の中に対して駄目な事、タブーな事、してはいけない事、禁止している事、されている事が多い方でもあって。

こんな方が、上司になると、良く見えてしまうんですね。

世の中や、会社、部下の、悪い事や、罪な事、やってはいけない事が、人より沢山見えてしまって。

なので、結果的に、様々な駄目出しをする、色々指摘する結果となって。

ただ、こういった場面で、罪悪感が少ない人、罪の意識が少ない人、世の中に対して駄目が少ない人が関わった場合、何が起こるかと言うと。

ある種、コミュニケーションが成立しないというか、会話がかみ合わないんですね。
(ちなみに、ここで、相手と会話がかみ合わない事に、罪悪感とかあると、ややこしい話になるのですが^^;)

これは、ある意味、言語が違うというか、ヒンズー語と、英語で会話しているというか

お互いが、お互いの言語、価値観を共有できないので

会話が成立しない = 駄目出しも成立しない

という事が起こります。

例としては、目上の人に礼儀を示さないこと、失礼な事をしてしまう事に、強烈な罪悪感を持っている人は

部下が挨拶をしなかったり、失礼な態度を取っていると認識すると、相手を見て自分を感じるというか

相手に、もし自分が、目上の人にあいさつをしなかったら、失礼な態度を取ったら?という、状況やシチュエーションを投影して。

結果、自分が同じ態度を取っている様に、自分の罪を断罪するかの様に、相手を責めたり、叱責したり、駄目出しをしまくるという

反応的な態度に出る事が多いです。

この時に、同じ感覚に罪悪感が無い人、特に罪の意識が無い人が関わると。

明るい感じで、「スイマセン」とか、「次気を付けます」って返して、結構、その場で収まる事も多いですし。

相手が何で怒っているか、駄目出ししてきているか、さっぱり分からないので。

相手がもやもやしたままで、事が収まる事もあります。

結構、こんなやりとりを繰り返していると、「あいつは言っても分からない」「あいつはしょうがない」みたいな感じで、相手が距離を取るようになるんですね。

居ますよね、良くも悪くも、軽いというか、あっけらかんとしてる人。

そういった方、あんまり、駄目出しされないというか。

激しい駄目出し上司は引き寄せないというか

自分が人事部だったら、なんとなく、感じますし、考えますよね。

この二人を同じ部署にするのは危険だとか、何も生み出さないって^^;

引き寄せあう二人

引き寄せ

では、駄目出し上司を引き寄せやすい人が、どんな人かと言うと、同じ罪悪感を抱えている人か、もしくは、感受性が強くて、相手の感情を受け取りやすい人ですね。

先の例で言うと、目上の人に失礼な態度を取るという罪悪感を上司が持っていて、そんな態度を示した部下を見つけて、指摘する、駄目出しをした場合。

部下に同じ罪悪感があったとすると、どんな反応を示すかと言うと

「とんでもない事をしてしまった」

という罪悪感や、罪の意識で、居た堪れなくなります。

こういう時、相手側は、案外気持ちよかったりもしてしまうんですね。

本来、自分の罪悪感、罪の意識なんですが、それを相手に見つける事によって

そして、相手がその罪を認めてくれる、受け止めてくれることで

自分には、罪がない事、無罪であること。

自分は、その罪の意識を生み出す。価値観や、モラルにおいて、それを取り締まる役目。厳しく監視する役目であって、自分は、罪を犯している人間ではない。無罪であることが証明される感覚になる事が多くて。

この自分の無罪性を相手の罪を断罪することで証明するのが、癖になっている。

ある種の快感になっていて。

そんな上司や人は、そんな罪悪感を抱えている人が側に居てくれると安心するというか、都合が良いんですね。

その罪悪感の意識を持ちつつ、自分の罪の無さを証明する為に。

なので、同じ罪悪感を持った人は、互いに引き寄せあって。罪悪感の証明をし続ける、罪悪感に縛られ続ける。

そんな関係性を作りやすくて。

なので、ある意味、駄目出しが多い上司に当たりやすい人。

やたらと人から駄目出しを受ける人は、自分も、なんかしらの同じ罪悪感を抱えている可能性が高いです。

駄目出し上司との付き合い方。

この辺り結構、ややこしいというか、複雑に絡み合っている事も多いので、シンプルにまとめられない部分もあるのですが。

一個、前提的なお話としては、まず、「罪悪感を持っている事」これ自身に罪がないというか、悪い事でないというか。

そう、正直、釈迦やキリストでもない限り、罪悪感を持っていない人間はある意味存在しませんので。

そう、みんな何かしらの、罪悪感は持っているので、その事には、まずは開き直ってしまう。

罪悪感を持っている事に、罪の意識を持たない。

そんなとこからスタートするのが、オススメと感じています。

ここが、ややこしいとこでもあって。

そうすると、罪悪感を持っている事に、罪の意識をどうしても感じてしまう、罪の意識が生まれてしまう、もっている方もいるので。

そう、これ、やろうと思えば、永遠にやってられるんですね^^;

じゃあ、どうすれば良いかと言うと、これがまた、シンプルすぎてあれですが、、、、

方法としては、①「自分が罪悪感を持っていると自覚すること」

そして、ちゃんと自覚出来たら②「その罪悪感を手放すと決める事」

この方法しかなくてですね。

ここ慣れないうちに①を飛ばすと、結局は、駄目出し上司と同じことと言うか

罪悪感を持ってない事にするために、相手に投影して、相手に罪をなすりつけて、今度は自分が攻撃していたりすることもあるので

ただ、その時の心理とか、自分の在り方って、結局、駄目出し上司に投影している、自分の在り方でもあって。

そう、投影も実際、悪い事ではなく、普通に行っている事で。

ここも一緒ですね。投影している自分に罪悪感を持っていると、同じく永遠にはまる事もできるので。

なにか罪悪感を感じた時は、投影されたとき、投影した時、関係なく、それが自分にある事、自分に入ってきている罪の意識である事を自覚して。

自覚ができたら、それを手放すか、持ち続けるかの選択をする。

これを繰り返していく事でしか、罪悪感からは解放されなくて。

罪悪感との付き合い方

お知らせ

結局のところ、自分がどんな罪悪感を抱えているかは、自分にしか分かりません。

相手の駄目出しなんかは、ある意味、それのテストというか、自分がどんな罪悪感を持っているかのお知らせという事も出来ます。

ここでの反応を、客観視出来る様になってくると、すこしずつ楽になってくるのですが

罪の意識が強い時は、苦しくもあって。

なので、最初と言うか、自分は罪悪感が強い、罪の意識が強いと感じる方は、まずはゆっくり付き合っていく事を、オススメします。

そう、焦らず、罪の意識が強い自分すらも、許していく感じですね。

そんなところから、はじめてみると良いかなと感じます。

駄目出し上司がどうしてもしんどい時。

駄目出し上司がどうしてもしんどい時は、積極的に距離を取りましょう。

ある種、自信をもって、積極的に、距離を取ってしまいましょう。

そこに罪悪感を感じる場合は、ある意味ラッキーと言うか

人と距離を取ることの、罪悪感を自分が持ってる事に気が付けた!

と言う事で、その辺の罪悪感から、手放していく練習をしていきましょう。

この辺りの罪悪感が、ほどけてくると

だんだん、駄目出し上司と距離を取る事や、適切な距離を取ることが出来る様になってきます。

駄目だしばかりする上司の心理と付き合い方、まとめ

まとめますと

① やたらと駄目出しをしてくる人は、罪悪感を抱えている可能性が高いです。

② その駄目出しが、やたら気になる感じですと、あなたも同じ罪悪感を抱えている可能性が高いです。

③ 罪悪感を抱えている事、自分の罪悪感が自覚出来たら、それを手放す選択、意志を持つ事が出来ます。

④ 意志を持てると、自然と次にどうしたら良いかと言う、アイデアや閃きが湧いてきます。

⑤ 向き合うのが怖い、罪悪感を自覚するのが難しい時は、無理をせず、相手と積極的に距離を取りましょう。

⑥ しんどい事、辛い事に罪の意識を感じる時は、静かに、気持ちがおさまるのを待ちましょう。

こんな感じですね。

私もそうですが、人は結構、笑ってしまうくらい、罪悪感や、罪の意識を抱え込んでますので。

それを一個一個、自覚していく、手放していく。

そんな感覚ですね。

距離を置くときにオススメとしては、距離を置きつつ、周りや友人で罪悪感が少ない人、赦しや許容のある方がいれば、そんな方との時間を取る、相談するのも一つの方法です。

そんな事を繰り返しながら、少しずつ、自分の罪悪感から解放されていく

罪の感覚や、断罪的な駄目出しをする人と、程よい関係を築きつつ、自由な自分を取り戻していく。

そう、実は、自分で自分に、駄目出ししている、断罪していることも結構ありますよね。

少しずつ意識しながら、一歩、一歩、練習しつつ、程よい人と人の関係、そして自分と自分の関係性を学んでいく。

こんな学びも人生で、とても大切なのだと思います。

今回の記事と似た内容を、別の切り口でもお伝えしていますので。

良くわからなかった、理解を深めたいと感じてる方は、以下の記事もチェックしてみてください。

職場で嫌な人、苦手な人との程良い距離を見出す方法、折り合いの付け方。

→ 罪悪感と向き合う事に、少し余裕がありそうな方は、無料のワークシートなども載せてますので、ご参考に。

批判や否定ばかりする上司の秘密と付き合い方。

→ 投影や、罪悪感で引き寄せあう感覚を、すこし、マイルド?な感じで解説してます。

自分にだけ厳しい、私にだけ厳しい、上司、先輩との付き合い方。

→ これも投影のメカニズムを、例えを交えてお伝えしつつ、罪悪感を自覚した後に、手放す選択の感覚を、お伝えしてます。

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