会社で仕事を教えてもらえない時の対処法

  
放置

「仕事は教わるんじゃなくて、目で盗むんだよ!」とか、「自分で考えて動くのが仕事なんだよ!」とか、色々、理由を付けて、仕事を教えてもらえない時って困りますよね。

ただ、あながち間違いで無い部分もあって。

以前、ニュージランドを放浪していた友人に聞いた話ですが、その友人が、お世話になった家庭では「仕事」という概念の中で、JOBとWORKは明確に分かれていて。

JOB  : お金を稼ぐための、専門的なお仕事。会社に勤める、誰かの依頼を受けて作業をする、などなど。

WORK : 生活をするための行動。家事であったり、ご飯を作る事であったり、家や生活に根差す行い、仕事。

という、定義があったそうで。

後者は比較的に主体的に行う、自主的に、自然発生的生まれる仕事でもあって。
それは、教わる要因以外にも、見つける要因があるのだと思います。

昔、ゴルゴサーティーンのさいとうたかおさんの、サバイバルと言う漫画を読みましたが。

主人公は無人島に一人取り残されて。

そこでは、生きる為の仕事、正にWORKですね。

生き残るための、誰に教わるでもなく、生き残る為に、必死で、試行錯誤しながら、仕事を覚えて行く。

 

これ、昭和世代は結構分かる感覚と言うか、職場で生き残るために、必死で仕事を覚えて行く感覚。

教わるでもなく、自分で考えて、怒られて、必死でくらいついて、仕事を覚えて行く感覚はあって。

多分私たち世代が、ちょうど狭間というか、転換点でしょうね。「昔はこうだった」という説教をされながら、そんな話を聞かされた世代。

私、若い社会人の方々とも、交流させていただいてますが、皆さん本当、素直で良い方々で。

実際「争いや競争」という感覚、生き残る、サバイバルって感覚に、純粋に縁が無い世代の方々はいらして。

そんな世代の方々が、冒頭の様な事を言われても、ポカーンとしちゃいますよね?(笑)

今回は、そんな新世代の方々、若手の社会人の方々向けに、狭間の世代を生き抜いた知見から、仕事を教えてくれない、上司や先輩との付き合い方、対処法をお伝えします。

仕事を教えないパターンとそれぞれの心理

漫画が好きなので、又、漫画の例えですが。

今、楽しみにしている、漫画の一つ「アオアシ」。Jリーグのユースを舞台にしたサッカー漫画です。

この漫画結構リアリティがあって、その中で、監督やコーチの苦悩として。

ティーチング、選手にダイレクトに教えるのか、コーチング、気付きの人のを与えて、自ら気が付いてもらうのか?

 

そんな葛藤の場面が良く出てきます。

ですが、この漫画の場合、コーチングを選択する場面が多くて、また、そのコーチングが適切で上手いんですね。

絶妙に、選手が気付きを得られる場面や、シチュエーションを与えて、そして自ら気付いて、学んでもらうという。

通常、学校生活は、殆ど「ティーチング」で成り立っていた世界だと思います。

テストとか、授業とかも、そんな内容が主体ですよね。

ただ、職場とか、仕事って、ただ教えるだけではなくて。

一緒に働く仲間の成長を促す、一緒に育みあう。

そんな状況が多々あって。

その場合の選択肢は、ティーチングがベストなケースもありますが、コーチング的に、自分で考える機会。学びの機会を促す機会もあって。

そんな背景、考え方がベースにあって、「あえて教えない」「自分で考えてもらう」選択をするケースもあります。

まず、大枠のパターンとしては、そんなケースもある。そう、仕事を教えない事は、決して、嫌がらせとか、いじわると言う側面では無くて、しっかり愛情が隠れているケース

あなたや相手の、本当の実力や才能信頼して、あえてそうしているケースもある事を、まずは頭の片隅にでも入れておいてください。

なんとなく、あからさまに、いじわるな感じで教えてくれないケース。

若い方、感性鋭いので、前者のケースは直感的にわかりますよね、きっと。

多分、めんどくさい、困るのはこっちのケースですよね。

なんとなく、裏がある感じ、いじわるな感じで、仕事を教えてくれないケース。

このケース、解説していきますね。

意地悪で教えてくれない時は、全体のノリか、個人のノリか意識してみる。

良くあるパターンは、「俺たちはこうやって学んだんだから、お前たちもそうしろ!」的なケースですね。

今回、漫画シリーズでいきましょう。

今は無き、大阪の甲子園常連高校。PL学園を題材にした、野球漫画「バトルスタディーズ」

舞台は、強烈なシゴキ、体罰がはびこる 昔からの野球部の体質に対して、他校の出場停止の例なども鑑みて、変革の必要性を問われている、世代の野球部。

ここでも「伝統を守れ!」「俺たちもそうやってしごかれてきたんだ!」という意見派と、このままではいけないと、感じる、意見派に分かれます。

 

意地悪に感じるのは、常識で考えて、普通にやれること。教えてくれても良さそうなケースでも、何か強烈な意図を持って、時に厳しい言動を用いて、叱責されつつ、それでも教えてくれないケース。

その背景の一つは、「会社の伝統」であったり「チーム、部署の伝統」であったり。もしくは、その相手個人の「伝統」「記憶」「トラウマ」なんかが絡んでいるケースがあって。

先の野球漫画「バトルスタディー」の場合は、部の伝統、チームの伝統を引き継いでいる感じで、個人的な感覚は、なくもないですが。どちらかというと、全体のノリがあって。

なので、あなたの相手、上司なり、先輩なりが、いじわるで仕事を教えてくれない感じがする場合は、周り、全体を見渡して、「全体のノリ」なのか「個人的なもの」なのか、まずは感じてみましょう。

目的を意識してみる、感じてみる。

ちなみに、例に挙げた漫画三冊は、目的は凄く明確でパワフルです。

サバイバル      : 生き残る!
アオアシ       : サッカー選手になる! サッカー選手を育成する!
バトルスタディ―ズ  : 甲子園で優勝する!レギュラーを取る。

それは、もう、その為に必死、一生懸命です。

目的が、明確でパワフルなので、そのプロセスや、課程に、多少理不尽な事があってもついていく、必死で向き合う、そんな背景があります。

あなたの置かれている状況においても、目的を是非感じてみて下さい。

「会社がそのノリを維持する、守っている 目的」
「チームがそのノリを維持する、守っている 目的」
「相手がそのノリを維持する、守っている 目的」

そして、これも大事ですね

「あなたのノリとポリシーを感じてみる」
「あなたの今の目的を感じてみる」

そして、それらを感じたうえで、そこからどうしたいかと言うお話ですね。

全体の状況と目的、自分の状況とノリをすり合わせて行く。

例えばですが、会社の目的が甲子園出場の場合

新入社員のあなたの目的、目標が「野球を覚える事」

だと、ちょっとギャップが大きいというか、「なんでここにきちゃったの?」って感じになりかねませんよね。

ただ、「未だ野球はわからないけれど、甲子園に出たいんです!」って目的と意志があれば、相手が教えてくれる、くれない関係なく、自分で学びながら、必死でついて行きますよね。

これは、ちょっと極端な例ですが、ただ、全体の目的とノリと、自分のノリと、目的を感じる、大切さは、少し、理解できるかと思います。

ケーススタディ① 売り上げ至上主義の実力性の会社で仕事を教えてもらえないケース。

売上至上主義が、別に悪い事ではないですが。あなたがそんな会社に入社したとします。(甲子園優勝みたいな感じで捉えてもらっても良いですね。)

あなたは、社会人一年目の新人営業マンだとして。

会社の伝統、全体のノリが「仕事は教わるのでなくて、自ら飛び込んで経験して学んでいくもの!」って感じだった場合、どうするかというケースを見て行きましょう。

これは、全体のノリが、そうですから「細かく教えてもらう」という事を期待するのは、難しそうですよね。

この場合、あなたに問われているのは

「そんな売上至上主義の会社における、営業職の仕事のやり方を、このメンバーから学びたいか?」

という事でもありますね。

全体のそのノリや文化を積極的に学びたい場合

これをまず、自分で感じてみる事が大切で。

このノリを究めたい、学びたいのであれば、必死に食らいついて行って、怒られても、けなされても、何をされてもついていくし。自らも積極的に学ぶ!

これで、答えが出ますよね。

そのノリや文化を学びたくない場合

これ、正直、全体がそんなノリで、自分がそれを学びたくない場合。

これ、良い悪いとか、会社が良い悪い、あなたが良い悪いという次元や話は置いておいて。

あなたと、その会社の相性が良くないです。

これ、ちょうど昨日の記事のここで書いてますが

乗る電車を間違えて乗ってしまった可能性。そう、東北に行きたいのに、東海道新幹線に乗ってしまった可能性もあります。

Jリーガーになりたいのに、野球部に入ってしまった。甲子園を目指してはいるけど、スパルタな教育方針の高校に入ってしまった。

そんな感じとも言えます。漫画でも、実際、脱走して、逃げ出して、転校した生徒も居ました。

これも良い悪いでなくて、自分の選択ですね。

全体のノリが明らかに違う場合は、自分の身の振り方を真剣に考えた方が良いです。

ケーススタディ② 会社やチームの雰囲気は、穏やかで目標も緩い。その中で、売り上げをあげる事を極めたいけれど、その方法を教えてくれない。

これは、ケース①の逆というか、全体のノリがマイルドなのですが、あなたは、甲子園に行きたい、もっと積極的に学びたい、教わりたいって感じてるケースですね。

このケースにおいては、あなたの目的が、会社に利益やメリットをもたらすのであれば、結構チャンスでもあって。

このケースは、社内で教わる、上司先輩に教わるのをあきらめて、他部署であったり、外部であったり、そういった方々に学びを求めるのが良いと思います。

ケーススタディ③ 全体やチームのノリや、雰囲気は、自分に合っている。けれど、目の前の先輩や上司が、仕事をおしえてくれない。

多分、このケースですよね、皆さん一番困るというか、今回の記事で聞きたい事。

このケースも実際シンプルではあって。

その目の前の方との「目的、目標の摺合せ」ですね。

その為には、繰り返しになってしまいますが、自分の目的や、目標をまずクリアにすることが大切です。

相手との関係性にもよりますが、相手が例え近い、上司であっても、先輩であっても、あなたの状況や思いを正しく理解しているかは、わかりません。

「仕事を覚えたいのに、教えてくれない」という事一つとっても。

しっかりコミュニケーションを取らないと、相手は、あなたが実際、何の目的で、どの様に仕事を覚えたいかは解りません。

例をあげると、例えば「お使い」を頼まれたとして。

目の前の方は

①「お使いは簡単だから、初めてでも教えなくても良い経験になるだろう」とか
②「まずはお使いをしてもらって、仕事のマナーとか、レベルをどこまで知ってるか試してみよう」とか
③「分からないことあれば、聞いてくるであろう」とか
④「お使いの基本くらい自分で勉強しているだろうから、出来るだろう」とか

色々な事を考えている可能性があります。

この状況において、あなたが、どうコミュニケーション取るか、そしてどう感じるかですね。

あなたは

A「お、初めて一人で仕事任された、まずはやってみよう!」
B「お使いやったことないし、初めての場所行くの苦手なんだよな」
C「やばい、お使いやり方わからない。けど聞いたら失礼だよな、ちゃんと教えてくれても良いのに」
D「やった事ないけど、覚えたいから、相手に失礼のない様、気を付けるポイントだけ聞きたいな」

こんな風に感じたとします。

多分、Aは、問題ないというか。「自分で積極的に動いて、仕事を覚えようという姿勢と目的なので、①~④どの上司や先輩でも、結果がどうなっても、受け入れられると思います。

Dも、頼まれてそう感じて。「初めてなので、相手に失礼な思いだけはさせたくないので、ポイントだけ教えてもらえますか?」と聞いてみれば、①~④それぞれ反応は違うと思いますが、相手は、あなたが、その様な状態、状況、思いを感じている事を理解出来ます。

BとCが、お互いを理解するのに時間がかかるというか。反応的に、怖さや嫌な感情にながされて、目的や目標が見えなくなるケースですね。

この癖やパターンがあると、お使い以外にも、万事こんな感じになりがちなので、お互いのコミュニケーションレベルが、なかなか変化、向上していきません。

なので、感情にながされても、ちゃんと帰ってくる、本当はどうしたいかという事を感じる、考える、そして、それを行動で示す癖をつけて行きましょう。

多分みなさん、苦手なのは、②とか④の感覚の上司や、先輩ですよね。なんとなく厳しい雰囲気が漂っていて、色々試されている感じがするケース。

ただ、個人でこういったノリや雰囲気の方も普通に居るので。こういった方とのコミュニケーションの取り方や方法は、長い目でみると、学んでおくと良いかもしれませんね。

その対処法含めて、まとめて行きます。

仕事を教えてもらえいない時の対処法まとめ

まとめると大前提は、こんな感じですね。

1. 会社全体が、教えない風潮であったり、そんなノリの場合。自分がそんなノリを望まない、そういった状況での働き方を学びたくないのであれば、自分の身の振り方を真剣に考えましょう。

2. 自分の学びたい事、教てもらいたい事が明確なのだけれど、会社全体のノリが異なる時は、外部にその学びを求めましょう。

3. 全体というよりは、個々の関係性、目の前の方との関係性が課題の場合は、あなたの目的を明確にして、それに準じた行動とコミュニケーションを取る。

2は、先に伝えましたが、あなたの目的が、会社の利益やメリットに即していれば、会社を発展させたり、新たな可能性が拡がるチャンスにもなるので、積極的に、狙っていっても良いでしょう。

3に関しては、本当、コミュニケーションの課題ですね。

これ、人は、それぞれ

「自分の慣れている、得意な教え方」と「自分の慣れている、得意な教わり方」があって。

それぞれ良い悪いではないですが、その相性と組みあわせの課題でもあって。

課題というより、練習テーマと言った方が良いかもしれませんね。

あらたな可能性や、コミュニケーション方法に着手する練習。

今回、まずは、全体のノリや、雰囲気をメインにお伝えしました。個別の関係性、個々の関係性含めて、根本的な部分はこちらで記事にしています。

仕事を教えてくれない上司 VS 教えないと動かない部下。会社に平和をもたらす方法

良かったら、こちらもご覧になってください。

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