コントロールや管理が厳しい上司、先輩との付き合い方

  

何時までに出来るの?

部下:(例の件かな?そんないきなり言われてもな~)いや、その、先方に納期を確認する必要があって、そこから、予定を見直すので….。

上司:そんな事を聞いてるんじゃないよ。それ含めた仕事だってわかってるよね?俺の質問分かってる?何時までに出来るのって聞いてるの。

部下:(いきなり来て、いつも良く言うよな~….)はい、分かってます。

上司:本当にわかってる、分かってないでしょ?時間に対する責任とか、考えたことある?

部下:(あ~もう、何言っても駄目だな、いつもこうだよ。とにかく謝っとくかな)スイマセン、、、

上司:スイマセンじゃないでしょ!どうするの納期間に合わなかったら、自分で責任取れるの?

部下:スイマセン、、、

上司:明日の、夕方には出来るの?

部下:なんとか頑張ります、、、、

上司:しっかりしてくれよ!

、、、、、

こんな、感じで詰めてくる上司とか先輩と関わったことありますか???

問題点やら、出来てないところを、色々と指摘してくる割には、まったく協力してくれないし、理解も示してくれない。そして、自分の指示や指導には、問題ないって思っているタイプの方。

こんな場面で何が起こっているか、どう切り替えしていくと良い感じになり易いか?解説してみたいと思います。

実は、上司もむっちゃ困ってる

先のシチュエーション、むっちゃ困るじゃないですか?

全然話聞いてくれないし、こっちが困ってるのに、耳も傾けてくれない。

で、こっちが、困ってる時に、何が起こっているかと言うと

実は上司もむっちゃ困っているのです

取引先に電話したか?

あの資料準備したか?

明日の待ち合わせ時間覚えてるか?

会議室ちゃんと予約したか?

色々、細かくチェックしてくる方々

こういった方々の深い部分の心理には、何が隠されているのでしょうか?

何をそんなに心配しているのか?困っているのか?

昔、ある個人事業の社長さんと一緒に仕事をしたときの出来事です。

凄く優秀な方で、アイデアマンで、頭が切れて、素晴らしい方なのですが、管理や、チェックが凄く細かい方で。

私も、社長経験者であり、お手伝いさせて頂いた仕事も、かなり、経験の有る分野で有ったため、経験を活かして、色々、主体的に仕事をさせて頂いていたのですが

ある時から、関係がぎくしゃくしだして。

こちらと、しては、経験と実績から、責任を持って仕事をさせて頂いているのですが、相手の方は凄く、「報告、連絡、相談(俗に言う、ホウレンソウ)」を大事にされていて。

自分の把握できる以外の仕事を進められる事。

把握、管理している以外の出来事が起こる事。

そこに凄く神経質になっていて

それを怠ると、機嫌が悪くなるというか、突然取り乱すようになることに気が付きました。

これは、私も、社長時代に経験したことなので、相手の方の感じていることが、手に取るようにわかりました。

要は、予定通りにいかない事、予想外のできごとが起こる事を、極端に恐れているんですね

更に言うと、深い絶望感が隠れているのです

自分が何とかしなければ上手く行かない。

自分のこのやり方こそ完璧で、それ以外の事が起こる事は、危険である。

どうせ誰も助けてくれない、自分が完璧にこなさなければいけない!

という、世の中に対する絶望感が強いのです

これも、何となく自慢げな上司、先輩との付き合い方

ここのパターンと似ていて、この力が、そういった方を、そのポジションまで押し上げた原動力でもあるのですが^^

実は上司も困っているのです。

実は、上司も困っているのです。

人に頼れないんです。人に助けてもらえるって思ってないんです。

自分で何とかしなければって、自分が何とかしなければ、大変な事になってしまうと、思い込んでいるのです。

世の中は、厳しいところ、怖いところって、絶望感があるのです。

自分が、頑張らないと、この怖い世の中で生きていけないって思っているのです。

こんな、絶望感を持っている方に、こういった傾向が有ると思います。

上司も人の子です。本当は、みんなと、協力して、一緒に仕事をしたいと思っているのです。

けれど、あまりにも、自分の事を理解してもらえない状態。自分の気持ちに寄り添ってもらえない、自分を安心させてくれない状態が続くと

これまた、心の栄養が不足してしまうんですね

子供がなんども、なんども、助けて~助けて~って叫んでいたのに

気持ちを汲んでもらえなかったような状態、自分で何とかしろって言われ続けたような状態。

完璧主義者、自分の仕事だけを完璧にこなせばよいと感じている方の、裏側にある、典型的なパターンの一つです。

こういった上司の方は、プロ集団を形成する傾向がありますが、スケープゴートを作り出したり、競争をあおって、協力する心を、育むことが苦手だったりします。

どう接するのか?

こういった方々は、基本、一人で寂しいんですね。解ってもらえなくて、寂しいんですね。自分だけが、孤独に、絶望の世界に居る、誰も分かってくれないって、泣きじゃくってる子供の様な感じなんですね。

子供や、赤ちゃんが、泣いていたら、よしよし、どうしたの?心配しなくていいよ!って気持ちになるじゃないですか

接し方は基本、これとおんなじなんですね。

ただ、大人が泣いていたり、怒っていたりすると、人は、大概、大人が、親が怒っていた事を思い出して、怖くなってしまうんですね。

自分が悪いんだな~って縮こまってしまったり、混乱してしまう事が多いんですね

けれど、ここで大人の対応というか、大人としての力強さ。

自分の強さを思い出して

相手を安心させてあげるのがポイントです。

子供や、赤ちゃんをあやしてあげる、感じです。

中学生が、偶然、幼稚園児の足を踏んでしまって、泣き叫ばれたり、怒られたりしても、なんか、ゆるしてもらえるというか、ごめんねごめんね、って素直に謝れる感じがするじゃないですか?

けどこれが、大人の、年配の方の足を偶然踏んでしまった時は、まずい事をしてしまった、ゆるしてもらえないかも?って不安になったりするかもしれないですよね?

前者にはたぶん、罪悪感は無いし、相手も許してくれると信頼している。

後者は、意図的に踏んだって思われてるかも、ゆるしてもらえないかも、とか、罪悪感とか、不安、恐れがついて回っちゃうんですね。

偶然足を踏んでしまったのに、相手によって反応が異なってしまう。

これは相手の問題ではなくて

実は、自分の問題なんですね

自分が、相手の人を、判断して、そういう人にしてしまっている。

けどこれ、お互い様な部分も有って

反対に、幼稚園児に、足を踏まれてしまった場合、それが、ワザとでも、わざとじゃなくても、なんとなく許せたり、なんで足を踏むのかな?って話し合いで解決できそうな気がするじゃないですか?

けれど、大人に足を踏まれた場合、特にそれがワザとの場合、なんか、瞬間的、反応的に怒りたくなっちゃいますよね?

たぶん、こんな気持ちが隠れてます。

「おとなの癖に、なんて子供っぽいんだ!」とか

「おとなの癖に、そんな事するなんてひどい!」とか

さっきの話で行くと

「中学生なのに、大人の足を踏むなんて、ひどい事をしてしまった」

もしくは

「中学生にもなって、大人の足を踏むなんて、なんて不注意なやつだ!」

みたいな感じですかね?

こんな二人が出会うと、争いを引き起こしやすい。

なので、そういった意味では、お互い様なんです。

ここからのコミュニケーション

冒頭の話の裏側には

「部下の癖に、仕事をしっかりやらない酷いやつ」と思ってる上司と

「上司の癖に、部下の面倒や気持ちを汲まない酷いやつ」って感じてる

部下が、居る、可能性が高いです。

そして、お互いの課題、問題、目的としての

「仕事を時間通り進める」「仕事の終わる時間を確認する」

という、大事なところとについては、お互いが協力し合えていないという

現状だけが、残されています。

まず、どちらかが、どちらかを、酷い人として扱う、非難する事をやめる必要があります。

そして、そのためにも、そうです、まず、誰よりも先に

自分を非難する事、自分が、自分を非難する事をやめる必要があります。

その前提で、本当にフォーカスしたい、解決したい問題に焦点を当てていきます。

例としての冒頭の会話

何時までに出来るの?

部下:(例の件か、急ぎだったのかな?)今日、先方に納期を確認する予定でして、おそらく、明日には、回答が来るので、それを基に、進めれば、今週中には結論が出せると思います。

上司:(お、覚えていて、進める気持ちは有るんだな)そんな曖昧な、回答だと困るなな~、具体的には、何時までに出来るの?

部下:(やっぱり急いでるんだな)そうですね、具体的な日程詰めて、報告しますね、実際、何時くらいまでに、結論が付くと、ご都合よろしいですか?

上司:(お、しっかり、進める気あるじゃん)そうだな~、明日の夕方までに出来ていれば、大丈夫だよ。

部下:(明日の夕方なら、なんとかなるな)解りました、明日の夕方まで、報告しますね。

上司:よろしく頼むよ。

冒頭の会話との違い

冒頭のやり取り含めて、もしかすると

「そういえば、あいつ、あの仕事進めてるのかな?」って不安や恐れから始まっていたり、もしかすると「あ、あの仕事の回答、夕方までに居るんだった、あいつは仕事進めてるのかな???」って感じで、上司が困っているのかもしれません。

それに対して

「やばい、準備できてない、怒られる」とか

「しっかり答えないとまた怒られる」って感じの、恐れで反応すると、困っている、恐れと不安を抱えている同士で、会話がスタートするので、なかなか、前に進みません。

要は、「足踏んじゃったかも」「部下なのに、酷い事しちゃったかも?」みたいな恐れで反応してしまうと、相手も、それに反応してきます。

「お、部下なのに、足を踏んできたな?」「ひどい事をしたな?」みたいな感じですかね?

この土俵に乗らない事ですね^^;

良く、どの職場にいっても、どの部署にいっても、似たような上司に巡り合ってしまうって、話を、聞いた事はありませんんか?

もしくは、異性と付き合い始めるのですが、毎回、同じ結末を迎えてしまう人とか

この原理には、こんな関係性。恐れの土俵で戦ってしまっているという、仕組みが隠されているんですね^^;

人間関係のマトリックス

ちなみに、今回紹介した、上司の行動パターンは、ベストセラー作家の本田健さんが、伝えている、人間関係のマトリックスにおける、ネガティヴ自立の方の、典型的なパターンと、ポジティヴ依存の方の典型的なパターンで有るとも言えます。

ご興味ある方は、是非、こちらのサイトも覗いてみてください。

素敵な人間関係を構築して、楽しく仕事に臨みましょう!

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