仕事を教えてくれない上司 VS 教えないと動かない部下。会社に平和をもたらす方法

  
平和

仕事を教えてくれないって感じる上司って居ますよね?

「まずは自分でやってみようか?」「自分で考えてみて」という人や。

「そんなのも分からないの?」「教えないと分からない?」って感じで切り返してくる方。

あとは、「何もしないで良いよ」とか「言われた事だけやっておけば良いよ」って感じで、そのまま放置する人もいますね。

一方、教えないと動いてくれない部下ってのも居ますよね。

「どうすれば良いですか?」「何かすることありませんか?」「分からないので教えてくれませんか」みたいな感じで聞いてくる、部下や、新人の方々。

これ、どっちが悪いと思いますか?

因みに、これと似たパターンとして。こちらの記事がありまして。

丸投げ上司 VS 丸投げ部下。会社における、仕事の丸投げ合戦に終止符を打つ方法。

何かにかけて、こんな感じで、対立のパターンが繰り返されるというのも、会社や、仕事、そして人間社会の面白いところでもありますね。

実際は先の二つのパターンに加えて

やたらと教えたがる上司の方や、そして、教わらないけど勝手にやってしまう部下も居ますよね。

仕事を教えてくれない上司と、この教わらないけど勝手にやってしまう部下が出会っていれば、世界は、会社は平和だったのですが

何故、先の二人は、出会ってしまったのでしょうか?(笑)

実際、私は、管理職として、社長として、全てのパターンの上司、部下と関わってきましたので、そんな経験を踏まえつつ、今回は、上司VS部下の第二ラウンド?ですかね

仕事を教えてくれない上司、教えないと、教わらないと動かない部下について、掘り下げて行きたいと思います。

そもそも仕事が生まれる、誕生する瞬間。

誕生

みなさん、そもそも、仕事が生まれる瞬間、仕事が成り立つ瞬間て、どんな感じかご存知ですか?

そう、今、あなたの目の前にあるその仕事が、どのような経緯で生まれて、仕事として行われているか?理解されていますか?

これ、普段あまり意識せずに、仕事と向き合ってる方も、多いのではないでしょうか?

恐らくこれが理解できると、仕事の原理や、自由度、軸となる部分がクリアになると思うので、まずはそれを説明させてください。

無人島に流れ着いた7人に生まれる仕事。

多様性

これは、ある本に書いてありましたが、人の資質、才能や行動の根本原理みたいなものは、7つのタイプに分かれるそうです。

それも踏まえて仕事が生まれる瞬間を見て行く、イメージしながら解説します。

あなたが無人島に流れ着いて、その島には、あなたも含めて、7人しかいなくて。

食糧も住む場所も、島の地図も何もなくて、そんな何も無い状態がスタートです。

あなただったら、そこでまず何をしますか?

これが、無人島における最初の仕事、ある意味仕事が生まれる瞬間ですね。

ちなみに、7つの資質は。「戦士」「学者」「技術者」「奉仕者」「王様」「聖職者」「賢者」の7つです。

それぞれ見て行きましょう。

行動するのが得意な「戦士」タイプのお仕事。

資質が「戦士」タイプの方。 このタイプの方は、まずは、率先して、島の探検をします。

住むのに適した場所や、食糧の取れる場所を見つける、探しに行くのが得意なタイプです。

このタイプの方々、基本、行動しながら身体で覚えて行く傾向があるので、誰かに

「探検の仕方を教えてください」とは聞きません。

ここで、一つ仕事が出来ましたね、島を探検、探索する仕事。

今のところ、マニュアルも何もないので、この戦士タイプの方の探索方法が、島を探検する仕事のベースになりますね。

現代の会社文化で言うと、営業とか、拡大を担う部署になりますかね?

続いてみて行きましょう。

分析、分類が得意な「学者」タイプのお仕事

学者タイプは、色々、自分の頭の中にある、知識やデータを基に分析して行って、更に、データを蓄積していく、収集、分類していくのが得意です。

なので、無人島での最初のお仕事は、島の砂や、岩石、植物の分布を調べて、ここがどんな気候であって、どのあたりの地域に属するかを調べる事が、最初のお仕事です。

彼らは、頭、思考を使うのが得意で、彼らもそんな仕事を主体的に、自主的に始めるでしょう。

現代社会でいうと、経理とか、マーケティング、分析よりのお仕事ですかね?

発明や、開発が得意な「技術者」のお仕事。

技術者は、独自のアイデアを使って、便利なモノ、必要なモノを作り出すのが得意です。

そう、自分のインスピレーションや、アイデア、閃きを使って、あらなたモノを生み出します。

無人島では、最初に、「じゃあここに、工夫して、住める場所を作ってみるよ!」とか、「水の濾過装置を作ってみるよ!」とか、自分の感性や感覚を使って、その場に無い、あたらしいモノを表現していきます。

このアイデアを閃く、解決方法を具体的に生み出す、形にしていく事は、彼らに取っては自然な事で、これも、誰かにアイデアの出し方を教わるでなく、自然に考え付く、思いつきます。

こういう事得意な人実際いますよね。

会社で言うと、開発とかデザインとか、プロダクト、クリエーターよりの方々でしょう。

何かを作り出す、生み出す、そんなアイデアを表現するのが、技術者のお仕事です。

みんなのお世話や、サポートが得意な、奉仕者の方々のお仕事。

奉仕者は、みなさんのお世話や、仕事がスムーズになる、居心地が良くなるように、サポートするのが、得意です。

なので、住むところを作りだした、技術者の休憩時間に、飲み物を差し出してみたり。

調査をしている、学者にさりげなく、お弁当を持って行ったり。

その他、みんなの荷物を整理したり、着る物を洗濯してあげたり。

なんとなく、その環境や、みんなの心が安らぐような。人の心をくみ取る事を得意にしています。

これも、天性というか、自然体で行える仕事ですね。

気配りの上手い方や、気が利くね~ってよく言われる方は、そういった資質を持っているのだと思います。

会社でいうと、営業アシスタントや、事務全般ですかね?

全体を統括する、全体を指示する「王様」のお仕事。

王様は、学級委員長みたいな感じと言うか、全体を仕切る、全体を掌握して、鼓舞する感じの役割を発揮します。

探検の結果を報告してくれ!とか、住むところの建設の進み具合はどうだ?とか、島を調査して何か分かったか?とか、全体を仕切って束ねていく感じです。

リーダーシップを発揮するお仕事ですね

王様と、戦士は「行動」というベースにおいては資質が一緒で、戦士はより細やかな方、王様は、より全体を俯瞰、把握する方向に行動します。

これも、誰に教わるでもなく、自分で自然とやり出しますね。

良い悪いは別に、グループでも、自然と仕切り出す人、仕切るのを任せた方が良い人っていますよね。

会社でいうと、社長であったり、統括部長、管理職向きの資質ですね。

そんな感じで、全体を掌握する、把握するお仕事も生まれました。

みんなの平和と、心の安らぎをお祈りする「聖職者」のお仕事。

聖職者は、現代社会、仕事社会においては、皆さん、あまりピンとこない役割かと思います。

聖職者は、みなさんの心の安らぎと平安を、心からお祈りするのがお仕事です。

これ、大切な役割ではあるのですが、資本主義的な競争社会においては、重要視されにくいというか、見過ごされやすいというか^^;

実際は、ブラック企業と呼ばれてしまうような会社で、必要な要素は、この要素だったりするなってのが持論ではありますが^^;

無人島でも実際そうですよね、喧嘩や争いはが起りそうな状況で、対立に加担するでなく、ただただ、平和と安心を祈る存在。

大切だと思いません?

そう、あなたの仲間にキリストやブッタが居ると想像したら、争ってる自分達が、小さな存在って感じてしまいそうですね。

この仕事、役割なんかは、資質の無い人が「代わりに祈ってくれ!」って言われると困っちゃいますよね。

思わず聞いちゃいますよね?「どうやって祈るんですか?」みたいに^^

これが自然に出来る方々、日々何気なく行っている方々が「聖職者」です。

会社で言うと、秘書室とか、総務部とか、陰で会社を支えている、そんな部署になるのでしょうね。

必要なモノ、価値のあるものを鋭く見抜く「賢者」のお仕事

賢者は、理にかなっている事、それが今の環境、状況において、価値があるかを鋭く見抜く事が得意です。

例えば、自分の直感とノリで、止まることなく、どんどん、新しいモノを作り続けようと、技術者はしてしまいがちですが

そこに優先順位を付けてあげたり、使い方が分からない人たちに説明してあげるのは、賢者が得意です。

他にも、色々どんどん探検してしまう、行動して行ってしまう戦士に方向性や、戦略を示したり。

学者の集めたデータをどうやって活かすかなど、その場で必要な事を直感的に感じて示す、示唆をするのが、賢者のお仕事です。

仕事的には、戦略室とか、人事部とか、采配が出来る部署に向いていると思います。

自分の資質、才能に根差す事は、基本、教わらなくても出来る。

自分でやる人

こんな感じで、ゼロベースの状況。仕事が無い状況においては、それぞれが、その場その場でやれること、必要な事を感じて、自然発生的に仕事が生まれていきます。

遊ぶのが仕事の子供なんか正にそうですよね、基本自分で遊び、仕事を見つけてしまうのが、子供であって。

これイベントとか、ボランティア好きな方、なんとなく経験あるかと思いますが

見ず知らずの人が集まって、細かい事が決まっていない現場においては、自然とこんな感じで、それぞれが、それぞれの得意な事を発揮して、現場を回し始めるという事が起ります。

ここ、実際、ポイントですね。

仕事の原点、仕事のスタート地点においては「仕事を教わる」という事は、実は必須項目ではなくて。

自然発生的に生まれたものが、仕事化していく。

では、今度は、その対極と言うか、大分時間が経って、無人島が安定したら何が起こるか? 何が仕事化していくか?その辺を眺めてみましょうか?

仕事が発展しきった、安定化した状況。

発展

無人島が安定化した状況をイメージしてみましょう。

実際は、地域とか、島の環境によって、想定外の出来事は多々起きるので、何を持っての安定化というのがありますが。

島の当面の目標はきっと。

①安心、安全な居住地の確保。
②安定的な、食糧供給。
③助けが来ないか、来たときに、こちらの存在を知らせる事ができる情報システム確立。
(その他天候の急激な変化とか、想定外のトラブルに対処する情報システム)

ざっくりこんな感じですね。

これが、不備や、過不足なく廻っている状態が安定化した状態と言えると思いますね。

これは想像すると、安定化に向かう段階で、個々の仕事、個々の担当分野でリーダーシップを発揮したのは、それぞれの仕事を生み出した人たちですよね。

探検は「戦士」 開発は「技術者」 分析やシステム化は「学者」みたいな感じで。

そしてその中で、人手が必要になって、足りなくなった時にサポートする人達、本職で無い人たちは、仕事を教えてもらう、やり方を聞いたのだと思います。

ここで初めて、やり方を聞き、教わって動くという仕事が生まれて。

教わるというか、相談と言う形が、最初の段階では多いのでしょうね

これはどうしたら良いと思う?どうしたら良いかな?といった感じで。

最初は、未だ曖昧さがあって、緩い感じの仕事が、発展と安定化に従って「このやり方はこうするのが一番だ」「これはこうやらなければならない」とだんだん固定化されて行って

最終的に、ルーチン化していく中で、それはそう決まっている、そうするのがルールだから、決め事だからという文化が育まれて行くのでしょうね。

仕事の原点、無人島の例で見えてくること。

多種多様

これ、この例え話で何を感じて欲しいか? 分かち合いたかったか、共有したかったかと言うと、仕事を教える、教わる必要性、重要性を語るうえで

・会社や、職場全体の目的
・チームの役割と、メンバーの資質、タイプ
・会社の発展状況やステージ
・それぞれ個人の置かれている立場と心境

これらは、切っても切り離せない、大切な要因だという事を示唆したくてお伝えしました。

会社は、ある意味、無人島の開拓みたいなものとも言えて。その無人島で、ある目的に基づいて、共同生活を行っているのが、会社員という見方も出来て。

上司や先輩は、その無人島に先に辿り着いていた開拓者、先駆者。

新人さんは、その島に新たに流されてきた人、こんな感じにイメージすることも出来ますね。

そして、島の発展状況によって、必要とされる、求められる仕事は、それぞれ異なっていて。

もしかすると、あなたの会社は、未だ発展段階、色々な過渡期であって、あれこれ聞いて進める事よりも、自分で考えて、仕事を行うことが、大切なステージなのかもしれません。

そんな時、上司は、先駆者の方々は、特に忙しい時は「聞かずに自分で主体的に動いて欲しいな~」と思うかもしれませんし。

そんな状況が分からない、新たにやってきた人たちは、先に居る方々のそんな態度を、冷たさや、いじわるな印象として、受け止めるケースがあるのかもしれません。

これらの要因について、もう少し詳しく見て行きましょう。

要因1 会社や、職場全体の目的

先の島は、比較的平和な島で。島の目的はとしては

「みんなで協力して、島の生活を安定化して、何時か帰れる日の為に備える」

こんな感じですね。

無人島系の小説や、漫画は好きで良く読むのですが、十五少年漂流記とかそんなノリですよね。

ただ、同じ少年の系の漂流だと、蠅の王あたりだと、対立や、混乱も目立ち始めて。

漫画ですと、漂流教室なんかはもうホラーですよね^^; 壮絶ブラック企業感満載で、絶対参加したくないみたいな^^;

会社も、全体としては、基本企業理念という形で、会社の目的は掲げられているのが一般的で。

そこに、創業者の思いが色濃く反映されていて。

例えば、戦士的な、開拓精神。フロンティアスピリットの強い、理念の会社においては(そして社長が戦士系であれば)

全体のノリとしては、まずはどんどん動いて行く、身体で学ぶ、教わるという事が、推奨される傾向がありますし

奉仕者系の、利益を度外視した、社会貢献を良しとする、会社やNPO団体においては、如何に、社会や、人々が、居心地やすく過ごせるか?そんな事が目的となりやすくて。

仮に、前者の会社に奉仕者系の人が入社して、開拓営業を任されたら、結構、困ってしまうというか、色々やり方を聞きたくなるでしょうし。

後者の会社に戦士系の方が入社して、直接的なサービス、サポートを任されたら、同じく、色々聞きたくなることでしょう。

要因2 チームの役割と、メンバーの資質、タイプ

ある程度発展している会社であれば、仮に、前述の戦士系の会社であっても

根本的なノリは戦士系の感覚を残しているかもしれませんが、ちゃんと、経理部であったり、人事部であったり、サポート系の部署が設立されていって。

そこにはしっかり、その部署における、チームの役割、目的と、そこに関わるメンバーの資質や、仕事の進め方があるのが自然ですが

ベンチャー系の、若い会社にありがちなのが、立ち上げメンバーの一人が、ただ、創業メンバー、立ち上げメンバーだからという理由だけで、そこの管理職に任命されることもあって。

そう、戦士4人で立ち上げた会社が、発展して、そのうち一人が、人事部長に抜擢されるみたいな。

実は「仕事を教えてくれない上司」の要因の一つは、ここにも有って

これは、ピーターの法則として、良く語られるのですが。

日本の年功序列、階層社会におていは、仕事の成果や、評価を「昇進」という形でしか、表せなくて。

その結果、今回語った「技術者」のスペシャリストが、何故か「王様」の様な。人を掌握する必要のあるポジションに祭り上げられることも多々ありまして。

そう、戦士のスぺシャリストが、社員や、人の気持ちを大切にする、人事の責任者になるわけですから。

どうしても、戦士的な教え方や、伝え方しかできなくて。

結果、行動して覚えろ! 自分で覚えろ! 的な文化が、方針が、その部署のスタンダードになっていく。

そう教えてくれない上司ではなくて、教えられない上司と言うのも、存在していて。

要因3 会社の発展状況やステージ

無人島の入植直後は、ベンチャーの創業期みたいなもので。

仕事を教わるというよりも、それぞれが独自性、得意な事にフォーカスして、仕事を推し進めて行く、主体的に動いている時期でもあって。

あなたの会社の発展状況が、この段階にあると、やはり「仕事を教えてもらえない」「仕事を教えてくれない」という事は、状況的に発生しやすくて。

これは、最初の、会社のノリとも関連していますが

聖職者が管理するような会社であれば、きっと、どんな人でも、暖かく迎え入れる社風や雰囲気があることでしょう。

発展状況として、凄ぐ安定していれば、きっと、そんなに厳しい環境ではなくて。

余裕をもった、教育マニュアルや、研修システムが完備されていることでしょう。

これは、国でイメージしてみても良いですね。

国によって、教育機関や、福祉、経済の発展度が異なる感じで。

移民を受け入れやすい、受け入れられる国もあれば、外部からのサポート、援助を必要としている国もあって。

会社もそんな感じです、本当、色々な会社があります。

会社を国や無人島でイメージした時、あなたの会社はどんなステージにあるか?俯瞰的に感じてみる、ステージを理解する事も、大切です。

要因4 それぞれ個人の置かれている立場と心境

そんな状況や、背景を含めて、いよいよ、あなたの状況、そして、あなたの目の前に居る、上司、先輩、後輩との、関係性の状況ですね。

新人を無人島に流れついた人と例えた場合、漂流者にも色々なタイプが居ますよね?

参考に幾つか例をあげてみます。

新人や、部下のタイプ例

  1. その島の発展に貢献するために、意図的にその島に上陸した人。
  2. 遊びと観光目的で、島に上陸した人。
  3. みんなそれぞれ、無人島に行ってるみたいだから、ノリで上陸した人。
  4. 船が難破して、とりあえず生き延びる為に、その島に上陸した人。
  5. どこかから逃げ出したくて、必死で逃げのびて辿りついた人

こんな感じで、色々あると思います。

あなたが、上司の立場として、「教えないと動かない」と感じる部下は、どんなタイプの部下ですかね?

そして、あなたが、部下、新人だった場合、自分はどのタイプだと感じますか?

上司や先輩のタイプ例

続いて、上司や、先輩のタイプもまとめてみると、ざっくり、こんな感じでしょうか?
(5は少し、大げさでもありますが^^;)

  1. 島の幹部とも懇意の上司、先輩。幹部候補。島の目的を把握して島に貢献している。
  2. 全体の方向性に貢献する事に、そこまで興味はないが、島の一員として楽しく過ごしてる。
  3. 未だに、島の事は良くわからないけれど、そつなく、問題なくこなしている。
  4. 島にはしばらく居るけれど、未だに、島になじめず、必死に一所懸命なんとかしようとしてる。
  5. この島になじめていなくて、島からの脱出や、島の破壊、島の転覆を願っている。

これに対して、あなたの先の住人、先輩や上司のイメージはどんな感じでしょうか?

あなたが、部下や新人の立場として、「仕事を教えてくれない」と感じる上司や先輩は、どんなタイプの人ですかね?

そして、あなたが、上司や、先輩であれば、自分はどのタイプだと感じますか?

お互いの立場や状況を伝えあう、理解し合う、尊重し合う大切さ。

目的

先の例え話の様に、上司、先輩、後輩、部下といっても、置かれている立場や状況は様々で、一括りに「理想の上司」「理想の先輩」「理想の後輩」「理想の部下」と定義するのは、難しくて。

それは、先に掘り下げて解説した様に、会社のノリや、状況、方向性によって、適した、関係性や、在り方が違うという事からも、理解できるかと思います。

そういった意味で、それぞれが、それぞれの立場で、「理想の上司」はこうだとか、「理想の先輩」はこうだとか、「理想の後輩」「理想の部下」はこんな感じだと一方的に決めつけて、思い込んでいる限り、その瞬間、その状況における、ベストな関係性を築く事、育む事は、難しいです。

理想の後輩や部下は「自ら動く後輩」それは本当でしょうか?

理想の上司や先輩は「何でも教えてくれる先輩」それは本当でしょうか?

自分達の経験、無人島に流れ着いて、一から全て立ち上げた段階と、安定化した段階で求められる事は違います。

それは更に言うと、安定化した後、変化に立ち向かうステージと、今の安定化しているステージで求められることも違います。

先の例で、なんとか無人島に辿り着いた人に対して、いきなり自分で全部かんがえろ!自ら動けというのも、酷な場面ではありますし。

自分達の島の開拓、整備でてんてこ舞いな先駆者たちに、自分の事を構ってもらう、色々教えてもらおうとするのも、厳しいものがあったりしますよね。

そんな事を踏まえつつ、ポイントはコミュニケーションの方法ですね。

型にはまらないコミュニケーションの取り方。

案外、人ってコミュニケーションの癖や、パターンに嵌りやすい、従ってしまいがちな傾向があって。

伝統や掟みたいな感覚なんでしょうね?

「島の掟はこうだから。」「会社の掟はこうだから」「チームの掟」「自分のポリシー」「新人の心得」etc

初対面や、最初の段階では、どちらかがそういったルールや、パターン、掟にあまりにも固執してしまうと、なかなか、お互いを理解したり、コミュニケーションを取るのが難しくなってしまう傾向がありますよね。

人と人のコミュニケーションは、ある意味「国」対「国」のコミュニケーションに似ている部分があって。

友好な関係を築こうと思ったら、やはりお互いを尊重し合って、歩み寄って、そしてお互い協力しあって、理想の関係性を話しあう、創りだす事が必要で。

戦争をしようと思っていたら、これは簡単ですね、片方の主張を押し通すか、押し付ける、服従させればよい事で。

正直、どちらが良い悪いという話ではなくて、あなたはどうしたいかというお話で。

戦争をしたい方は、そうですね、今回のテーマが「平和をもたらす方法」なので

すいません、戦争に勝つ方法は、又、別の機会で^^;

平和を望む方には、平和をもたらす方法やコツをお伝えしたいと思います。

仕事を教えてくれない上司や、教えないと動かない部下と上手くコミュニケーションを取る方法

話し合い

コミュニケーションの一番シンプルなコツ。平和な関係性を構築する、維持するシンプルの心構えは

戦争をしない

という事です。

もう少し言うと、戦争が始まっても、巻き込まれても、戦争を続ける事に力を注ぐのでなく、お互いのベストな関係性を見出す、平和を取り戻す事に力を注ぐことです。

戦争や、戦争状態が何かと言うと、対立しあう状態です。

では、何が対立するかというと、お互いの価値感が対立するんですね。

無人島の最初を思い出してみましょう。

島の安定化を一緒に目指す、協力し合う事が共通の目的の状況では、目的が一緒なので、対立が起り辛いですが、島の発展、会社の発展に伴って、目的が多様化していくなかで、価値観の対立がおこって。

その対立を放置している、対立を辞める方向に誰も力を注いでいない状態が戦争状態です。

そこでの目的は、対立すること、自分達の価値感が正しいと主張することが目的となっていて、双方主張し続ける限り、戦争は継続します。

だから、最初にここがとても大切なのですが、まず自分の意志として、戦争を辞める、平和を取り戻す。

この意志と決意、コミットがないと、平和を取り戻す、上手いコミュニケーションを図る事は出来ません。

なので、スタートとしては、目の前の人と対立をするのではなく、そこを超えた、新しい関係性を築く事を、自分で決めなければなりません。

そう、平和でない状態、関係性が築かれていない状態では、交渉は基本成り立ちません。

戦争状態で、「仕事を教えてください」と言われても、「敵に教えてたまるか!」みたいな事が容易に起りますし

「教えないと動いてくれない」と嘆いても、「敵の為に働けるか!」みたいなことも起ります。

なので、結局のところ、「もっと自分で動いて欲しいな~」とか「もっと色々教えて欲しいな~」と感じる時の、一番の近道は、相手に変わってもらうように説得し続けたり、お願いし続けることよりも何よりも

まずは、対立をしない、戦争をしない、平和な関係性を取り戻す、構築する事が大切です。

平和な関係を取り戻すステップ

俯瞰

平和な関係を取り戻すステップとしては、まず最初に、自分の周りの関係性や、状況を整理すること、俯瞰してみる事が大切です。

そう、先に、この4つ

・会社や、職場全体の目的
・チームの役割と、メンバーの資質、タイプ
・会社の発展状況やステージ
・それぞれ個人の置かれている立場と心境

が、大切な要因とお話させていただきましたが、そのそれぞれで、自分自身が、対立していないか、戦争状態にないか、チェックしてみる事が、必要となります。

具体的に言うと、会社の方針や、目的と、あなたの進みたい方向が異なっている、対立していたら、あなたは、既に、会社と対立状態、戦争状態にあります。

部署や、チーム、上司とあなたの目的と方針についても、一緒です。納得がいってなかったら、対立状態、戦争状態です。それは時に冷戦状態の様に見えますが、それも、平和をとり戻す意志を放棄しているので、同じく、戦争状態です。

会社が急激に成長しすぎていてついていけない。会社が停滞し続けていてついていけない。こんな状態も戦争状態です。

上司が仕事を教えてくれなくてやってられない。
部下がやたらと仕事を聞いてきてやってられない。

これも戦争状態ですね^^

本来は、「上司が仕事を教えてくれない」これはただの現象で、中立な出来事なのですが
やってられないと感じる中で、こころの対立が、意識的にも、無意識的にも生まれてきてます。

混乱している状態、自分を見失っている状態。

混乱していたり、自分を見失っている状態もある種の戦争状態です。

国の紛争状態みたいな感じです。

要は、あなたの国というか、あなた自身の本来の国のカルチャーや文化が、侵略されていたり、沢山の難民や、人々が押し寄せてきて、自分の在り方自体を見失ってしまっている、混乱してしまっている状態ですね。

例えて言うと、鎖国状態というか、まだ国を建国中のところに「会社」という文化が流入してきて、一方的に受け入れるしかないという選択をして、混乱している状態。

若い人たちは、こんな戦争状態を経験しているかもしれませんし、ある程度社会人経験を積んだ方々も、冷戦、平和を取り戻す事をあきらめて、静かな混乱状態を継続させている人も居ると思います。

ここも実は、「仕事を教えてくれない」「教えないと動いてくれない」要因になりますね。

教えてあげたいけど、俺は、この文化や、カルチャーを納得してないから、本当は教えたくないんだよ!

とか、これ以上混乱したくないので、もう情報を与えないでください、すこし落ち着かせてください!

的な、心の叫びが潜んでいるケースもあるでしょう。

状況が俯瞰出来たら、次の意志を決める。

walk

全体を俯瞰出来たら、会社の状況において、戦争状態なのか、冷戦状態なのか、紛争状態なのか、混乱しているのか、色々整理出来たら、意志を持つ事が次のステップです。

そう、シンプルに、そのまま戦争を続けるか、平和を取り戻すかの意志ですね。

繰り返しになってしまいますが、結局は、この意志を持ち続ける事が、やはり大切で

そして、戦争状態にある自分を自覚する事も大切で、繰り返し、繰り返し、戦争を放棄していく、平和を望む方向に意志を持って進んで行く。

これしか出来ないんですね。

なので、ステップやコツも本当これしかなくて。

「侵略状態、対立状態、混乱状態、冷戦状態」これらの戦争状態を自分が感じている、戦争に突入している事と

「その状態に気が付いて、自分から戦争を辞める、抜ける意志を持つ。」

これしか出来る事はなくて。

人と上手くコミュニケーションを取れている状態は、結局、自分が戦争を望まないスタンスを持ち続けている。

ただ、これだけなのです。

まとめとして 自分の反応を整理する為の感情のフレームワーク

最期に、もう一つ、具体的なステップを進めやすく、実践し易くするために

感情のフレームワークをご紹介します。

人ってやっぱり、長年の癖というか、習慣として、戦争状態に突入しやすい状況や、シチュエーションが存在しています。

今回のテーマなんかも、良い一例で

「仕事を教えてもらえなくて困る」という事も、実は、あなたの感情的な反応。それを攻撃として捉えて、戦争に突入するきっかけ、パターンの一つにすぎないのかもしれません。

実際、みなさんの周りにも居ますよね。

仕事を教えてもらえなくても、「そうですか解りました」といった感じで、気にしない人。

そんな意識的にも、無意識的にも、感情的に反応してしまう出来事やパターンが人には沢山あって

別に、感情的に反応する事は、良いも悪いも本来ないのですが。

デリケートな部分としては、感情に蓋をしてしまうと、心の奥底では、本当は納得いっていないのに、あきらめてしまったり、放置する事で、戦争が対立が続いてしまうので。

本当に心を赦しあった、平和な関係が築けなくなってしまうんですね。

そして反応が激しいと、感情をぶちまけてしまう、強く当たってしまう事が起って。

相手が感情的に成熟している、戦争を望まない人であれば、戦争に発展する事もないですが。

そうでないと、戦争のきっかけや、連鎖を生み出してしまう事もあって。

相手のせいにしてしまえば、ある意味楽と言うか、あいつが悪いってしておけば、責められる事はないかもしれませんが、やっぱり戦争は終わりませんし、平和も訪れない。

この反応を客観視していく、反応を止める、変えて行く練習ですね。

なので、まず最初は、自分の反応を観察して、リスト化していきましょう。

感情のフレームワーク1 反応のリスト作り

こちらに、PDFのワークシートがありますので、良かったら、ダウンロードして使ってください。

感情のフレームワーク

感情のフレームワーク

まず、最初は、出来事、それに対する反応、その時の感情を記入していきます。

記入例としては、こんな感じです。

感情のフレームワーク

感情は慣れないうちは、記入しづらいかもしれないですが、なんでも良いので、言葉にしてください。(これも練習です。)

感情のフレームワーク2 価値感の分析

感情のフレームワーク

続いては、最初のシートで記入した、反応の分析をします。

反応パターンは、シート1の内容を記入します。

そして、何故そのような反応をするか、理由を考えてみます。

そして、そこから見えてくる、自分が大切にしている価値観が何か?分析してみましょう。

感情のフレームワーク

参考としては、こんな感じです。

これは、価値感を分析していくと、あらたな感情であったり、こんな事を感じているんだという気付きがあるかもしれません。

もしそういった感情が浮かんできたら、最初のシートに追記して行きましょう。

例えば、一番上の例として、「自分で勝手に動いてはいけない」という価値感があったとして。

それに気づいたとき、絶望的な気持ち、絶望感や、虚無感がもしあれば、シート1の悲しい、寂しいに加えて、そのような感情を追記していきます。

感情のフレームワーク3 これからの意志の選択

感情のフレームワーク

最期に、自分のこれから選びたい、反応せずに選べるとしたら、こういった思いを感じたり、行動をしたい事を、イメージして記入します。

出来事には、シート1の出来事を書いてください。

感情のフレームワーク

平和を目指すという事でも良いですが、少し抽象度が高いので、自由に記入してみて下さい。

これは、自分の感情や、行動を先に向き合うのがポイントです。

気持ちや意志を置き去りにして、出来事だけ変えようとすると、上手く行きません。(戦争が続いているので。)

感情のフレームワーク4 1~3を繰り返す

あとは、この1~3を徹底的に繰り返して行きます。

先にお伝えしましたが、やっていくと、新たな感情が生まれてくると思います。

そして、3の、望む思いや、行動に向き合ったり、実際行動してみることで、ここでも、新たな反応や、感情が、生まれてくるはずです。

これを繰り返し、繰り返し、おこなっていると、反応を感じるコツが分かってきますし、自分で反応を選びなおす、コツも自然とわかってきます。

人間関係のパターンは、結局のところ、自分の反応パターンなので。

自分がパターンを変えて行けば、相手との関係性も実は変わっていくのです。

これは、慣れてくると、結構、自分で出来る様になってきますが、あまりにも体に染みついてしまっていたり、慣れるまでは、誰かのサポートを受けながら、向き合う事もお勧めです。

私が行ってる、サイコセラピーのセッションでは、主に、こういった心の癖やパターンを見抜いて、自然なコミュニケーションが取れる方法を、一緒に見て行きます。

もし、今回の内容や、フレームワークをしっかり進めて行かれたい方で、サポートご必要な方は、こちらから、ご連絡ください。

まずは、色々質問してみたい方は、こちらの質問掲示板から、色々聞いてください。

良く、相手は変えられないから、自分を変えるしかないという言葉が在りますが

その仕組みや理由は、こんな感じです。

そして実は、変える必要もなくて、自分の素直な思いに帰っていく、感じる事に素直に戻っていく。

そんな感じでもあります。

争いや対立にもう疲れた方、是非、試してみて下さい。

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