仕事の闇と光。深い闇を見れる才能と、光で照らす才能。

闇を見る才能というか、ネガティブな事に敏感な方、ネガティブなセンサーが発達されてる方っていらっしゃいますよね?
これは以前、あるクライアントさんと、雨男と晴れ男の話をしていて気が付いたのですが。
その日は天気が比較的良くて。南の方角は雲一つなく晴れていて、北の方角は、雲が沢山出ていて。
案外、晴れ男は南の方角、雲が無い方を好んで見て。雨男は、雲が沢山ある方を好んで見て。
雨男と、晴れ男の違いは、それだけなのかもねという話をしていて。
私は、比較的、晴れを見がちで、その方は、曇りの方を気にするという事で。
これ、山登りとかだと、かなり大切な才能というか、晴れだけ見て過信していると、大きなトラブルに巻き込まれる事もあるので、両方しっかり見るという事が大事で。
この間、エベレストという映画を観て。
これ、実話が元になっているんですが、登頂目前に登るか、降りるかの葛藤があって。
エベレストの登頂を成功させてあげたいって、晴れの方向を見る事も出来るし
天候の不安があるから、撤退の決断をするといった、曇り側の方向を見る事も出来て。
リーダーや経営者の苦悩というか、葛藤、決断の難しさ、仕事の難しさでもあり、ある種の楽しさでもあり
こんな場面、実際の仕事でもありますよね。
ただ、事、仕事の現場においては、闇的な感覚が軽視されたり、闇を克服してこその仕事というか、闇を恐れる事がよろしくない事の様にとられるケースが多いのではないかと感じます。
そんな感覚こそ、ある意味、深い闇の側面だったりもしますが^^;
そんな仕事の光と闇というか、この闇の感覚や、光の感覚について、色々見て行きたいと思います。
成功の定義と光と闇
世の中的には、ある目的や目標があって。その目的や目標を達成する事が成功であったり、光である感覚が有って。
それを達成できなかったり、それを遅らせる、反対方向に行く感覚が、闇な感じがして。
時間という感覚と、光と闇
朝、陽が昇って、夜、日が沈んで。
光と闇が繰り返されるサイクルが日々存在していて。
これ、二度と陽が昇らないとか、陽が沈まないとかなると、どうなりますかね?
光が好きな住人と、闇が好きな住人が居た場合。
陽が沈む最後の日、二度と陽が昇らない最終日。光が好きな住人はどんな気持ちですかね?
「あ~、あの光に溢れた世界は二度と見る事は出来ないんだ!」って絶望的な思いになるんですかね?
闇が好きな人は
「これからは、闇の中で、小さな灯りをともして、慎ましく生活をするのです」と、冷静に穏やかに、闇の世界を迎え入れるのでしょうか?
成功のタイムリミット?
何か目標を立てて、その達成を「成功」とした時、タイムリミットがどんな役割を担うかと言うと
先の例えではないですが、永遠の闇を象徴していたり、絶望の象徴になるのかもしれませんね。
ただ、実際は陽は沈んでも昇りますし、成功の反対、失敗を経験したとしても、又、新しいチャレンジをすれば良い話でもあって。
物事のサイクルと、光と闇のサイクル
先日、あるショップオーナーさんとセッションをしていて
お店が大切であるあまり、「自分がなんとかしなければ」とか「自分が頑張って維持、成長させなければ」って感じで、かなり入れ込んでいたので。
お店を誰かに譲ったり、閉じるって選択肢もあるんじゃないの?
と、伝えたところ、「お~」っていう顔とともに。
憑き物がとれたように、「それもそうだよね」「別に私が全部、責任とろうとしなくて良いんだよね」ってスッキリした顔でおっしゃられていて。
これ、別に、売り上げがどうこうといった話や、経営が悪化しているという話ではなくて。
どうもその方、お店の運営よりも、やりたいこと、挑戦したい世界が広がっている様で。
その方のお店は凄く素敵なお店で、愛されているお店であって。
愛されてる理由の一つでもあると思うのですが、その方の成功の定義、目的と言うのは
「調和が取れて、居心地の良い空間を提供する」という事で。
ただ、その方も業界経験から、「売上を増やす事」「維持、成長させる事」が大切、成功と思い込まれていた部分もあって。
その思い込みから、ついつい「売り上げが伸びない」「維持、成長しない」という事に闇を、怖さを感じてしまい。
明けない夜が来るかもしれない。
そんな恐れや可能性を感じてらして。
闇を感じるセンスと、才能。
暗い世界、闇の世界、恐れの世界を感じる事が出来る、それに素直に向き合う事が出来る方って、ある意味とてもパワフルでもあるし、力強い方だなと感じる部分もあって。
それは闇を信頼する力強さ、闇を怖がらない、受け入れる強さでもあって。
そして、再び陽が昇る、朝が来ることを信頼している強さでもあって。
そして闇だからこそ、暗いからこそ、必要な光というか、小さな光を見つけ出す事、目撃しあう事も出来て。
その小さな光を見逃さない、増幅する、拡げるセンスや才能というものもあって。
一方、闇の中で、こっちじゃないの? この光じゃないの? と 光を差し出す、才能やセンスもあって。
そして世界には、夜と昼があって、四季があって。
夜は十分に休んで次の準備をして、朝が来たら動き出す。
春に種を蒔いて、夏に育って、秋に収穫して、冬に備える。
そんなサイクルがあって。
光の住人、光好きな人達の中には、ずーっと陽が昇っていて欲しい、ずーっと夏が良いという人も居ますが^^
夏も昼も逃げないので、時に休むことも必要であって。
闇の才能、光の才能でサポートしあう。
人間関係って面白いな~って感じるのですが、相手の光が強いと感じると、自分の中の闇が照らされて浮彫になる時もありますし。
相手の闇が深いと、自分の中の光を感じる時もあって。
相手の闇をなんとかしようと思っている時は、案外、相手の闇に飲み込まれて怖がっている時でもあって。
闇も光もあって、世界があるというか
実際、地球上でも、昼の世界もあれば、夜の世界もあって。
両方あって、まるっと一つであって。
夜も楽しめる、闇も楽しめる、味わえる、受け入れられると、自分もまるっと一つになれる。
そんな世界で何をしたいか、出来るのか。
そんな事を感じております。
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