意外と簡単。上司とのコミュニケーションや、報連相が出来ない、怖い人への傾向と対策。

意外かもしれませんが。
上司も案外、部下とのコミュニケーションが怖かったり。めんどくさいなって感じる時もあります。
何故かと言うと、こいつ話きいてるのかな?とか、分かってるのかなとか?
部下のリアクションが薄い時ってありますよね?
そういう時、上司の心境として、部活の先輩とかイメージすると良いと思いますが
「俺ってもしかして舐められてる?」「馬鹿にされてる?」って恐れが湧いてきて。
それって結構、恐怖というか、怖いというか
それが意識的なモノにしろ、無意識的なモノにしろ、嫌な感じなんですよね^^;
無意識的な人は、それをかき消すように、怒鳴ってみたり、威張り散らしてみたり、厳しく当たってみたり。
そんな態度を取られると、相手は委縮してしまって、怖がってしまって、距離を置き始めて。
結果、また、リアクションが薄い感じの中、不安が募って、同じサイクルが繰り返される。
相手に怖がられるのも怖いんですよね^^
怖がっていないのかもしれませんが、相手が何を考えているのか分からない時は、案外怖いのです^^
そう、上司とコミュニケーション取るのが怖い方、報連相等、質問したり、報告するのが怖い方。
安心?してください、怖いのは、こちらも一緒です(笑)
そんな感覚を手掛かりに、上司とのコミュニケーションの取り方、報連相ができない対策を解説していきます。
一番の対策 それは、怖がらない事。
私マンガを読むのが趣味の一つで、結構、いろんな分野の漫画を読みます。
最近読んで面白かったのが 「タイムスリップオタガール」
タイムスリップオタガール
ネーム持ち込みから即連載デビュー! ココロみなぎるオタクガール・レジェンド!!
三十路のオタク女子が、中学生時代にタイムスリップするという話で。
多少ネタバレですが、中学時代にタイムスリップした、主人公のハトコさん。
中学時代に、いじめられていた事や、人と話す事を怖がっていた事、自分を主張、表現する事を怖がっていた事をすっかり忘れて。30代の感覚で、中学生とコミュニケーションしていきます。
すると、周りの反応としては、この子こんな感じだっけ?と戸惑いながらも、ハトコさんと普通にコミュニケーションをしていきます。
そして、当のハトコさんも、相手が中学生で、言いたい事を上手く表現できなかったり、伝えられないだけなんだな~って事を客観視しつつ、相手と関わったりもしていきます。
そう、結構あるあるというか^^
私が若手社会人向けのグループコンサルで、若い社会人の方に感じる感覚や、セッションをしていて、感じるのもこんな感じで。
色々経験をしていくと、暖かく見守れる部分、不安や、恐れなく、相手を感じる事が出来る部分が有って。
状況を俯瞰したり、客観視して、落ち着いて見渡すと、何も問題ないのですが、経験がないと、恐れや不安が先行してしまい、正しく状況を把握できなくなることってありますよね。
コミュニケーションが上手く行かない理由=恐れ
これ、断言してしまいますが、全てのコミュンケーションが上手く行かないケースの原因は、恐れです。
なんの恐れかと言うと、相手が自分を受け入れているか? という恐れです。
報連相なんか、実は、凄くシンプルで。
上司: 自分の指示通りやっているか? っていう不安と恐れ
VS
部下: 指示通りやれているか? っていう不安と恐れ
どちらかが、不安や恐れから抜け出さず、両方が、不安や、恐れの状態にあると、何時までたっても、コミュニケーションは成立しません。
冒頭の、上司も怖いんです! って話は、そんな不安や、恐れが、加速していく、拡がって行く、一例です。
上司とのコミュニケーションや、報連相が怖い人への傾向と対策。
では、いよいよ、本題
上司とのコミュニケーションや、報連相が怖い人への傾向と対策です。
上司とのコミュニケーションや、報連相が怖い人の傾向
下の表、こちらの記事でもお伝えしてますが。
人のタイプをシンプルに分けると、こんな4タイプに分かれます。
行動的 | 保守的 | |
感情が軽い |
明るく、行動的 |
楽観的、暖かい印象 |
感情が重い | 冷たい、キツイ印象 管理や、チェックが厳しい 現実的、具体的な話が好き |
暗い、静かな印象 気持ちや、感性を大切にする 心情や、気持ちに関する話が好き |
で、傾向論として、皆さんが、苦手と言うか、コミュニケーション取るのが怖いのが、左下のタイプです。
ドラえもんでいうと、スネ夫とか、学校の先生とか、のびたのお母さんタイプで、得てして、嫌味だったり、説教が長かったりします。
サザエさんでいうと、波平さんですかね?
これ、一応理由があるというか、会社とかの管理職のシステムって、チームを束ねたり、責任を負う感じが強いので、ある種、そういった能力というか、資質が必要になるんですね。
多分、昔の軍隊教育的な、管理体制を、引きずっているのだと思います。
学校教育にも、その、感覚は残っていて、だから、先生=厳しいってイメージが付きやすくて。
先の波平さんとか、結構、昭和というか、戦後的なお父さん像ですからね^^;
そのせいもあってか、どうも、規律を守れない、守らせられない=死 というと極端ですが
規律を守れない = とても罪深い事。という、傾向が、日本の社会には、色々な所に潜んで居て^^;
そんな恐れや、思い込みを引きづり続けてる人が、恐れに根差した関係、怖さを引きずった関係性を未だに、保持しています。
これ、結構、まじめな話で。今の、平成の、そして平成も終わるこの時代に、未だに、命令に背く=死
という文化や、思い込みで生きてる人たちが、沢山居ます。
これ、南の島とか、東南アジア行くと、違いが顕著ですからね。基本みんな、時間や決め事にルーズ(笑)
それが、良い悪いという話ではなくて、案外、私たちの思い込みですよという話で。
上司とのコミュニケーションや、報連相が怖い人への対策
だから、大前提、まずは、私たちから、争いを降りる必要。恐れを手放す必要。戦争が終わったことを証明する必要があるんですね。
さきの、タイムスリップオタガールの主人公も、争いの土俵で話さないから、争いが起らない。
なので、怖い上司や、先輩、口うるさい方々に対しては、極端に怖がるのを、まずは、辞めると、自分が決める事が、有効です。
ただ、これ、言うのは、簡単と言うか、多分、コミュニケーション取るのが苦手な方は、先の表における、右上の方で。
悪い意味ではないですが、この方々、具体的な方法とか、アイデアを考えるのが苦手な方なので、だから、より、左下の方々と、関係性を築くのが、難しいと感じてしまうのですが。
私も、正直、左下のタイプが苦手な中、ただ、自分も管理職として、そんなエネルギーを発して仕事をしていた時代もあるので、双方の意見や、感覚、思いが痛いほどわかります。
そんな経験の中で、結構、様々な修羅場というか、場面、場数を踏んでいるので、今回は、具体的な方法、対策を、メンタル面と、技術面に分けて、記して行きたいと思います。
コミュニケーション、報連相が怖い対策:メンタル面
メンタル面としては、相手を怖がらない事なのですが、そのやり方としては
① 相手を子供だと思う。もしくは、おじいちゃんだと思う。
これ、実際のところ、何かに執着していたり、感情的になりすぎてる時って、子供に帰ってる時なんですね。
なので、相手が、子供で、困ってるんだな~って感じで、感じられると、怖さが和らぎます。
そう、攻撃してるのでは実はなくて。怖くて、助けてって叫んでいる。もしくは、怖くて威嚇してるだけなんですね。
なので、その、表面的な所に影響されるのでなくて。本質の部分に寄り添う感じですね。
そうすると、不思議と、怖さが消えて行くんですね。
小学生で、誰かを馬鹿にしてたり、非難してる人って、そんな感じですよね?
小学生に、「お前生きてる価値無いよ!」「そんな事もできないの?」 って言われても、そんな傷つかないですよね^^;
「何言ってるか解らないよ! お前説明下手すぎ! 馬鹿なんじゃないの!」って子供に言われたら、何て答えます?
子供だったら、あ~こちらの説明が難しすぎて、理解できないんだな~、分からないんだな~って感じつつ。
「どこが分からなかったか教えてくれる?」とか
「どんな風に説明すると解りやすい?」とか
色々聞きながら、妥協点探れますよね。
これが、怖がってたりすると、なかなか、出来ないんですね。
なので、まずは、相手が小学生だと思う、相手が、分かりあえる、コミュニケーションを取れる相手とし信頼する、ここがポイントだと思います。
② シミュレーションを沢山する。
かといって、いきなり、怖い相手に、そのように関わるのは、難しいと感じるかもしれません。
その時は、頭の中で、沢山イメトレをしましょう。
そう、上手く行く、イメージトレニングや、どんな風に関われると、嬉しいかとか、心地よいかとか、そんな事を、しっかり感じてみましょう。
これ、実は、怖がってる時って、怖い結果のイメトレを沢山やってるようなもんなんですよね^^;
そう、だから、結果、イメージ通りの結果になって上手く行かないのです。
なので、上手く行く、イメージ、こうなったら良いなってイメージを、沢山シミュレートしてみましょう。
③ 別の人で練習する。
これも実は、かなり有効です^^
友達とか知り合いで良いので、似た人を相手に、練習しましょう^^
私のグループコンサルでも、このシミュレーション、結構やってもらいます。
犬がこわい時、いきなりドーベルマン相手は、厳しかったりするので。
まずは、子犬とか、チワワとか、かわいい犬から初めて慣れて行くんですね。
そうすると、だんだん、吠えられても怖くない。犬って案外かわいいかもってなっていきます。
そう、水泳とかとも、一緒ですよね。
最初は、足の着く、狭いプールから初めて。
段々、深い、長いプールに慣れて行く感じですね。
これ、実際、泳げてしまえば、幾ら深くても、そんなに変わりないんですよね。
前ニュースで、VRで、断頭台を体験できるイベントに参加した参加者が
実際、手がしびれたり、動けなくなったってニュースがありましたが。
VRで断頭台に……刃が落とされた瞬間ユーザーに起きた”異変” | Mogura VR
2017年2月よりサービスを開始したソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」。好きなアバターになりきってオンライン空間に参加できるアプリです。VRChatは、好きな「ワールド」を作成して公開できることも魅力の1つであり、 アニメやゲームの世界を思わせるワールドや、 バーチャル美術館 など、様々なワールドが存在します。 …
こんな感じに、イメージの力ってすごいんですよね。
これの逆バージョン。成功する、上手く行くイメージが持てたら、結構、その後は、それが、出来るのが、普通になるんですね。
自転車乗れる感覚とか、外国語が話せる感覚、何かが上達していく感覚って、全部同じですよね。
こんな感じで、メンタル面は、練習を重ねて行きましょう。
コミュニケーション、報連相が怖い対策:テクニック面
テクニックは、それこそ、沢山ありますが、どれが効くかは、相手次第なんですね^^;
幾つかあげますが、効果ないって方は、質問掲示板で質問頂けたら、個別に回答します^^
①相手と自分のタイプを見極める。
基本、記事の解説と、上であげた4タイプですね。
それを参考に、相手のタイプを見極める練習をしてください。
タイプが分かると、対策がしやすくなるので。
それと、自分のタイプをしる事も大事です。
案外、自分が、誰に対しても、同じやり方でコミュニケーションを取ろうとしているのが、関係性が上手く行かない、原因にもなり得ます。
そうやって、自分を固定化していると、必ず、苦手な相手も固定化されていくので。
まずは、自分の行動パターンをしっかり見極めましょう。
その上で、苦手な相手と、上手く関係性を築いている人を、観察してみてください。
そして、比べてみてください。
なぜ、その人は、上手く行っていて、自分は、上手く行っていないかを。
これ、卵か先か、鶏が先かな世界でもあって。
上手く行ってる人は、上手く行く方法をしってるから、恐れていないとも言えて。
反面、恐れていないから、上手く行く方法を見つけられている、確立できてるとも言えて。
まあ、どちらでも良いですが、上手く行ってる事を観察することは、メンタル面、イメージトレーニングにも、有効です。
まずは、成功事例をしっかり確認しましょう。
② 成功のパターンをフォーマット化する。
観察の結果から、作成するのも良いですが。
報連相なんかの場合は、直接相手に、聞いてしまうのも良いですね。
どんな形で、報連相すると、解りやすいか?
その事例というか、サンプルを相手に作ってもらうか、相手に示して、その了承を取るのも、一つのやり方です。
報告フォームを作る感じですかね?
あとは、上司が、その上司や、周りに報告している、資料や、報告書を見せてもらう。
これ、参考になります。
聞き方としては
「納得頂ける、報告書を私も作れるようになりたい、勉強したいので、恐縮ですが、〇〇さんの報告書を、参考にさせて頂いてもよろしいですか?」
といった感じですね。
左下の、感情が重くて、行動的な人は、こんな感じで、行動で歩み寄って来てくれたり、意志や、思い、感情を、表現してくれることを好みます。
そうすると、相手は、安心するんですね
ヤル気あるんだ!とか、報告したい意志はあるんだ!って。
これ、結構有効ですし、私やってもらえると嬉しいですね^^
まとめとして
一番のポイントは、本当、恐れない事です。
ここでも述べてますが、実際、人が怖がるのは、普通の事でもあるので、まずは、怖いって気持ちに、素直になってしまって。
その気持ちを受け入れる、認めてしまえば、対策が取れます。
その対策が、今回提示してる、メンタル面や、テクニック面なので、まずは、それらの練習をしてみてください。
その他、報連相は、良く相談を受けるので。
この辺りも、参考にしてみてください。
報連相が出来ない事はある意味、普通の事
あと、最後に。
「報連相が出来ない」って事は、案外、普通の事でもあるなって感じます。
何故なら、今の時代って、SNSの普及とともに、凄くライブな時代になってきていると思います。
そう、若い人なんか、特に、わざわざ報告、相談、連絡を、形式的に行う事よりも
Lineやインスタ、twitter、FBなどなど、自分の状況をライブに配信する、伝える、分かち合う事が普通になっていて。
それが習慣になっている人たちが、会社社会、会社文化の、発信方法、連絡方法、相談方法を行う、身に着ける事は、ある意味、新しい体験、未知の体験と言えるかもしれません。
報連相の前提、根本は、お互いの状況を理解しあって、同じ目的に向かって活動する事だと思います。
そんな方法について、お互いにベストの方法を話し合う、相談し合う。そんな事を、スタートにしてみるのも、良いと思います。
質問募集中
仕事の悩みや、相談、アドバイス等々
何でも聞いていただいて大丈夫なので、ご質問下さい^^
使い方や、質問投稿ページは
画像をクリック。
ライン@実験中
ライン@で色々やってますので、よろしかったら、友達申請お願いします^^
(1:1トークでも絡んでください^^)
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