上司に仕事の相談をしながら関係性を良くする方法

  
見つめ合う男子

上司への仕事の相談って、一般的には、仕事で困ったことや、分からない事、悩みなんかを聞いてもらうのが多いのではないかと思います。

けれど、相談することで、実は相手との関係性を強化している(その反対もありますが^^;)って気が付いているでしょうか?

これは、上司の方も案外気が付いていないというか、そう、相談すればするほど、信頼度や、関係性が良くなる上司もいれば。

すればするほど、部下の心が離れて行く、関係性が悪化しているのに気が付かず、やり方を変えない上司の方もいますよね^^;

ただ、そんな時に、相談する側も意固地になっていたり、やり方を変える事を意識しないと並行線のままになる事も、良くあるケースで。

今回は、相談の方法や、やり方を、工夫しながら、上手く上司との関係性も改善していく。

そんな方法をお伝えしたいと思います。

人に相談するという事

相談

職場の場合、上司だから相談する。相談しなくてはいけない。

そんな感じで、機械的に、上司に相談している人も多いかなと感じます。

ただ仕事以外の場面、プライベートな場面で相談する時って、誰彼かまわず相談するかと言うと、そうでもないですよね?

ちゃんと相談する相手をしっかり選ぶというか、信頼関係が十分に成立してる相手、もしくは、関係性を育みたい相手に相談したりしませんか?

そう、体調が悪い時に医者に行くのは、医者という信頼できる専門家に聞いてもらいたいからであって

そして医者の中でも、かかりつけの医者というか、何度か通って信頼関係が育まれているお医者さんの方が相談しやすいですよね。

あとは、プライベートな事を相談するのは、やはり自分の心の中をOPENにして大丈夫な仲の良い友人であったり

あとは自分の内面や感じている事を知ってほしい恋人だったり、あとは自分のことを受け止めて欲しい、きになる異性だったり。

そう、相談て結構、自分の内面や、自己開示を伴うモノなので、そこまで簡単なものでもなく。

そして相談される側も、しっかり自己開示というか、状況を伝えてもらえないと、なかなか相談に乗れないケースもあって。

相談って実は、結構、高度な関係性を求められるコミュニケーションでもあるんですよね。

相談における大事なポイント

怒り

職場における相談って、なんとなく、不思議な義務感と言うか、しなければいけないモノ?

そんな空気感ってありますよね?

報連相なども含めて、上司、部下の関係性における、部下の義務の一つみたいになってしまっていて。

プライベートを想像してみると、相談が義務になっている関係性ってどうなんですかね?

相手に依存されていたり、支配されている関係性みたいで、なんか正直めんどくさいですよね。

実際上司の立場から見ると 「それくらい自分で考えろ!」って言いたくなるのは、そんな依存感が凄く出ている相手の相談の場面かもしれません。

反面、まったく相談されないのも、寂しいというか、大切な決断を、恋人が一人で決めてしまって、何で相談してくれなかったのか?

そう感じる事ってありますよね。

そう、「何でも気軽に相談して」っていう上司の心理には、そんなところが見え隠れもしていて。

この辺りの心理的な部分も含め、相談するにあたり大事なポイントというのを、まとめてみます。

① 本当にその上司に相談したいのか気持ちを整理してみる

深夜の電話

まず、これですね。

義務感で「相談しなければ」って思ってる時は、相手にとってめんどくさがられる可能性が高いですし

そう思っていても良いのですが、本音として、本当にその上司に相談したいと思っているのか?

ここを自分自身、整理する事が大切です。

先にも述べましたが、相談って本来は、自己開示を伴う、高度なコミュニケーションな訳ですから、しっかり開示できる相手に相談したいですし、自己開示した結果、そこを責められたり、攻撃される感じですと、なかなか、相談し辛いですよね?

ここと先ずは向き合って、自分の本心を聞いてみると良いと思います。

中には、「上司は相談にのるべきだ!」「話を聞くべきだ!」って思ってる人もいるかと思います。

これもプライベートですと、なかなかしんどいというか

夜中の3時に「相談にのるべきだ!」って当然の様な感じで電話かけられてくると、こちらも困るというか^^;

こんな「義務を全うすべき」といった感じの相談も困りものでもありますよね。

なので、まずは、自分の状態ですね。

自分がどんな気持ちを抱えているか?どんな思いを持っているか?ここを整えつつ、本当にその上司の相談に乗ってほしいのか? 自分の気持ちを整理する事が大切です。

② 相手の事をしっかり知ってあげる

人違い

あとは、相手をしっかり知る事ですね。

歯が痛いのに、眼科の先生に相談にこられても、先生も困ってしまうというか?

医者なんだから、歯の事も分かって当然でしょ!みたいに言われても困りますよね?

これと似た感覚が、「上司なんだから、相談にのって当然でしょ!」みたいな気持ちですよね。

上司も肩書きや、役割上、相談にのってあげたい、何とか力になってあげたいと思ってはいますが、専門外の部分や、難しい質問、相談をされてしまうと、困ってしまいます。

そう、プライベートの相談は、これは誰に聞いた方が良いというのは、自然と丁寧に、選んでいたりしますよね。

それと同じように、上司に相談をするのであれば、上司が何者なのか?何が得意で、何が苦手で、どういった性格で、どんな価値感を持っているか?

ここを丁寧に見てあげる事も大切であって。

まずは、相手が得意な相談のケース。どんな相談に答えるのが好きなのか、得意なのか?その辺りをしっかりと見極めてあげる、知ってあげるのは、優しい、相談のコミュニケーションだと思います。

そう、相手のタイプって結構、大切であって。

これは、質問に関連する記事で解説しましたが、相談も基本一緒ですね。

質問タイプ

この図でいうと

Aタイプは、前向きで明るいのですが、こちらの気持ちや感情に気が付かないタイプ

Bタイプは、あいまいな感じだったり、なんとなくゆるい(笑)打っても響かないタイプですね。

Cタイプは、怒りっぽかったり、厳しめなタイプで、若干相談するの怖いタイプですね

Dタイプは、気持ちや感情には、共感してくれますが、後ろ向きな感じのタイプですね

これは A⇔D B⇔C が対角線の関係になっていて

Aが得意な事をDに聞いたり Cが得意な事をBに聞いたりすると、上手くコミュニケーションがとれないケースが多いですね。

これもプライベートをイメージしてみると、それぞれのタイプと、相談しやすい内容が思い浮かぶのではないでしょうか?(ただ、これらは絶対的なものでもなくて、あくまで傾向的なものですので、あくまで参考として。)

ともあれ、相手のことをしっかり感じてあげる事、知ってあげる事は大切ですよね。

③ どういった関係性を育みたいか意識してみる

理想

①、②を感じれたら、あとは、どういった関係性を育みたいか、お互いにとっての理想な関係性をイメージしてみましょう。

これもプライベートなら、本当自然にやっていることで。

プライベートの人間関係って、程よい距離感に落ち着いていきますよね。

ここ、結構、大切で

上司だから、部下だから、無理に距離感を近くしたり、遠ざけてしまうと、疲れてしまうというか、お互いシンドクなってしまいますので

一度、むりなく、どのくらいの距離感が、自分にとって心地よいのか、適切なのか、感じてみると良いです。

そのうえで、相手のタイプや、価値観をベースに距離感を上手く、コントロールしていく。

相談の内容や頻度を上手く調整していくと、お互いにとって良い関係性が、育まれて行きます。

上司への仕事の相談の実践例

上司のペルソナ(イメージ)としては

A部長: 前向きで明るい、何か事を大きく進めて行くのが得意。

B課長: いじられキャラ、あまり怒らず、難しい話が苦手。

C主任: 直属の上司、厳しめでいつもピリピリしている印象。細かい指摘が多い。

D先輩: 心配性で、内向的だが、相手の気持ちに寄り添うのが得意。

こんな感じで

部下(あなた)のペルソナは

部で一番の新人(入社2年目) 最近新規顧客を一人で任されはじめた営業マン

こんな設定で行ってみましょう。

ケース1 納期トラブルで、先方の担当者が怒っている状況

トラブル

こんなケースがあったとします。

それに対して、あなたの状況や悩み別に、どんな対処ができるかというのを、実践例として示してみますね。

状況:いち早く 納品を行って、まず状況のバックアップを取りたい。

トラブルの規模にもよりますが、あなたにとって、初めての納期トラブルで、どうやってバックアップを取って良いか分からず、その解決方法を見つけたい状況です。

これは、誰に、どんな感じで相談するのが良いでしょうか?

もちろん、部署内のレポートラインと言うか、指示系統もありますので、本来は、その辺も配慮するとより現実的、具体的な実例になりますが、今回は、そこは、少し、緩めの設定として

このケース、誰に、どんな感じで、相談したいですかね?

なんとなく想像すると

A部長の場合、「そんなの良くあることだ!良い経験だから前向きに取り組んで自分でなんとかしてみろ!」

みたいに言われそうな感じで

B課長なら、「そうなんだ、大変だね~、まあなんとかなるでしょ、頑張って!」

と適当な事を言われそうで。

C係長の場合 「何やってんだよ、何でそんな事になったんだ!」

とぐちぐち言われそうですし

D先輩は 「そうなんだ、それは大変だよね、私も何かできたら良いんだけど、、、」

みたいに、共感はしてくれそうですが、具体的な解決はできなさそうで。

ネガティヴな感じだと、こんな感覚的なイメージが、まず湧いてきますが^^;。。。。

自分の本音にコネクトしてみる

今、誰に相談すると良いか、したいかと考えているのが、先のポイントの①ですね。

このケースで義務感で、「失敗したから相談せねば」的に、C主任に相談、報告に行くと、予想通り、ネチネチ言われてしまいそうですよね。

ただ、問題をいち早く解決したい、先方の状況を改善したい、ミスを挽回したいと感じた場合、やはり次の手を打つ必要はあって。

最適な相手を見つける

ここを、色々な問題は抜きに、物理的に、客観的に、問題のみ解決したいと思ったら、可能性としては、頼りになる、相談できるのは、A部長かC主任で。

理由としては、まず、行動に移って、問題を解決していくのが得意なのは、4つのタイプでいうと、この2つのタイプで。

A部長は、状況を前向きにとらえ、解決していく、切り開いていく力があって

C主任には、状況を冷静客観視して、問題点を冷静に分析して、解決する現実的な方法を見いだす力があって

ここは、先のポイントの②に該当する部分ですね。

このあたりは、それぞれの経験値や、過去の体験によっても、変わってきますが、タイプ的には、この二人ですね。

相手が相談に乗りやすい、動きやすい状況を準備する

あとは、相手が、助言を与えやすい、一緒に問題解決しやすい、相談の仕方をするのが大切です。

ここが、先のPointの③の部分ですね。

ここは、結構、慣れや、経験が必要な部分ではありますし

そして、自分の本音や、思いに正直に、伝える必要がある部分ですね。

ここで、「自分のミスの尻拭いをしてもらう関係」「今後も含めて、助けてもらう事が必要な関係」を選択することも出来ますが、これだとどうしても依存的な関係が続いてしまって、良い関係性は育まれにくいです。

ここは、ミスはミスとして、受け入れて、今回のミスを糧に、今後の自分の成長の為に、今は力を貸してもらう。

一緒に問題解決してもらう。

こんな関係性を選択してみましょう。

そうすると、問題解決に際しての主体性が持てますし、対等性を保った関係性を育めます。

以上踏まえた、相談例

これは、相手のタイプや、今の関係性のレベルによりますが、概ねこんな感じですかね?

こちらの確認ミスで、今、納期トラブルを起こしています。
(ミスを自覚している事を伝える)

先方に確認をしまして、●月○日までに、追加納品できれば、先方工程に
影響が出ない事は確認が出来ています。
(バックアップのゴールを共有する)

このケースは初めてのケースで、どういった対処をすれば良いか、今の自分では、分かりません。
(何故相談しているか、何が問題なのかを伝える)

なんとか、先方に迷惑かける事なく、問題を解決したいので、アドバイスをいただけますでしょうか?
(思いを伝えつつ、お願いをする。)

こういった、感じで、はっきりポイントを押さえて質問、相談をすれば、相手も対応しやすいですし

今後も、こういった質問、相談を心がけていれば、相談に乗ってくれる可能性も高まります。

これが、条件反射的に

「納期でトラブルをおこしてしましました。スイマセン、どうしたら良いでしょうか?」

といった、上司に丸投げする感じで、相談されたら、どうなるでしょうか?

恐らく、最初の、一、二回は、サポートしてくれるでしょうが、これが続くと

「何度言わせるんだ!」「それくらい自分で考えろ!」って言われてしまっても、ある意味、仕方がないですよね^^;

ケース2 訪問回数が少なくて、先方係長がへそを曲げている状態

不機嫌

若干、昭和的ですが、顧客の担当者や、課長には、頻繁に会いに行ってるのに、自分のところには、顔を出さないので、へそを曲げて、係長が会ってくれない、取り次いでもらえない。

状況:今後もお世話になる方なので、何とか関係性を改善したい

放っておくわけにいかないので、この状況を何とか打破したい。

けれど、仕事上、こういったケースになるのは、初めてなので、さてどうしたものか?

何が悪かったのか、どうしたら良いのか、分からず、困り果てている、そんな状況です。

自分の本音にコネクトしてみる

自分としては、とても困っていて、落ち込んでいる状態です。

一度、自分の気持ちや、考えをゆっくり整理したい。

そんな感覚も自分の本音であって。

こういった時、C係長に相談して、自分のまずかった点を、ビシビシ指摘されるのもしんどそうですし

A部長に、行動を促されるのも、またしんどい。

そんな感覚です。

最適な相手を見つける

そんな思いであれば、自分の今の心境に、共感して聞いてくれそうなD先輩や

あまり深刻に、考えずに、かるく笑い飛ばしてくれそうな、B課長あたりが良いかもしれませんね。

相手が相談に乗りやすい、動きやすい状況を準備する

ゆっくり話を聞いてもらいたい、相談してもらいたい状況なので

ランチをおごるので相談に乗ってもらえませんか?とか

飲みに付き合ってもらう。

そんな、ゆったりとした時間を、確保する方法を提案すると良いかもしれませんね。

こういった相談のケースでは、事前にあれこれ準備するよりも、今感じてる本音や、内面を、さらけ出してしまう、そんな心構えが、大切かもしれませんね。

以上踏まえた、相談例

D先輩にお願いするとして、相談にのってもらうのを含めての例としては

スイマセン、担当先の会社のE係長さんの件なんですが、相談に乗ってもらいたいんですけど。
(案件的な話ではなく、人の問題、人間関係的な悩みである事を示唆する。)

ちょっとゆっくり話したいので、今日お昼、一緒にさせてもらっても良いですか?
(B課長タイプは、奢ると先に言うと、喜んでくれますが、D先輩タイプは
 遠慮される傾向があるので、あえて伝えず)

(ランチ中)実は、E係長さん、アポをとろうにも最近、全然あってくれなくて。理由は良くわからないんですが、ちょっと怒らせてしまってるみたいで。
(事実だけを伝えて行く。)

自分なんか、まずい事しちゃいましたかね?
(特に気取ったり、隠さずに、困ってる本音を伝える。)

こんな感じで相談していくと、D先輩のタイプは、相手の心を読み取ったり、推測したりと、相手の立場に立って物事を感がるのが得意なので、色々、良いアドバイスをくれると思いますし。

本人も、自分のそういったタイプや、得意なところを見出してくれて、知ってくれていて、相談してくれた事は、嬉しく感じるはずなので。

こういった感じで、相手の得意な部分を活かしてもらう感じで、相談できると、関係性が育まれて行きます。

まとめとして

本気

なんとなく、お伝えしたい事の雰囲気は、伝わったかと思いますが

基本は、本当、プライベートの相談が、良い例で。

そう報告と、相談は、義務では無くて

高度なコミュニケーションの手段

であることを、意識されると良いかと思います。

そして、良い相談は、良い質問にも通じますが、自分の本音や本心で、相談する事が、とても大切ですね^^

それは、本音や、本心で、人と付き合うのが大事なのと同じくらい、ある種当たり前でもあって。

もっというと、本音と本心で、仕事をするという事ですね^^

「仕事だから割り切る」といった考え方もありますが、これも、何をどう割り切るかがポイントで

仕事もプライベートも 同じ人生の大切な場面だから

そんな割り切り方もありなのではないでしょうか?

人と関わりながら、相手と自分を知っていく

長い目で見たときに、自分を誤魔化す事が上手くなりたいのか?

自分を表現するのが上手くなりたいのか?

そんな選択でもありますね。

本音で生きる事で、自分自身との関係性も良くなっていきますし

自分の思いに素直である事が、実は、良い関係性を育みあう一歩です。

自分を知って、相手も知る、尊重しあう そんな事を心がけてみて下さい。

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